恋の高揚感と罪悪感の間で、揺れ動く感覚を描いた作品です。「恋の重み」というフレーズに惹かれました。恋にも、いろいろあって、この恋は、きらきらしくて、浮き足立つものではなく、むしろ、美しい背徳感に押しつぶされそうな、陶酔感のあるものなのでしょう。恋の魔力の薫り立つ短歌集。推し短歌1首。黒い風、絡め取られて抗えず 君の微笑み、毒のように甘い
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