キャッチャー・イン・ザ・レイ

山本剛士

キャッチャー・イン・ザ・レイ

星よ、遠くにいてねその方が 光は 光の残像は 消えない


この星でもっとも知性のある獣が息を切らしてそこに立ってる


ここ夢にでますって日常は 青い自販機 笑顔 刃物 ライト


(あくまでも口唇的には正確に)flower 愛は死にました


お別れの歌を歌って僕たちはloveをpopに書き換えていく


輝きを失いながらも回転し、やがて収斂していく孤独


悲しみは羽がないこと見つめてた天使のダンスは煩いだけ


感情も言葉も声もなんもかも全部欲しいし全部いらない


メーデーって言葉は綺麗すぎるよ、だから嫌い Mayday Mayday


じゃあまたねもう2度と会わないかもね いつか一緒に輝いて 世界

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

キャッチャー・イン・ザ・レイ 山本剛士 @tsuyoshiyamamoto

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

参加中のコンテスト・自主企画