祖母の遺品にあった２枚の写真

2025年８月14日 ネットニュース

富山・██市の廃神社で大学生が放火容疑　叫び声や暴れる姿の通報受け現行犯逮捕

8/14（土）11:12

　14日午前２時ごろ、富山県██市██にある廃神社で火事があり、警察は現場にいた東京都内の大学４年生、中島悠斗（なかじま・ゆうと）容疑者（22）を建造物等放火の疑いで現行犯逮捕しました。けが人はありませんでした。

　警察によりますと、同日未明、「神社のあたりから叫び声が聞こえ、男が暴れている」と近隣住民から110番通報があり、駆けつけた署員が境内で大声を上げながら走り回る中島容疑者を発見。社殿の一部が燃えており、署員が制止を試みましたが応じなかったため、その場で取り押さえたということです。火は消防により約30分後に消し止められました。

　現場は市街地から外れた林の中にあり、長年使われておらず、社殿や鳥居は老朽化。境内は雑草と枯れ葉に覆われ、火災時には煙が境内全体に立ちこめ、焦げた木材の匂いが周辺にも漂っていたといいます。

　近くに住む80代の男性は「２週間ほど前にも昼間にこのあたりを訪れているのを見かけた。若い人が来るような場所ではないので、不思議に思っていた」と話しました。また、同じく近くに住む80代の女性は「火の手が上がる少し前に、何かを叩き割るような音や叫ぶような声が聞こえた」と証言しています。

　中島容疑者は13日に実家のある██市へ帰省したばかりで、調べに対し容疑を一部否認しているということです。警察は動機とともに、当時の精神状態や責任能力の有無を調べるため、今後精神鑑定を行うかどうかも含めて慎重に捜査を進めています。

完