概要
開くな。読むな。そこにあるのは友の真実だ。
“ココロ店”
そこは、死ぬ前に遺書やら手紙やらを預けることができる、街の中心のモールにたつ、不吉な店だ。
僕らの友達が使う日なんて考えもしない。
考えたくもない。
ただ、なるきが死んだ。
“ココロ店”に遺書を残して。
見たくもない、あんな場所に行きたくもない。
なのに、足を運んでしまった。
いつものように、古い紙の匂いが鼻を強く痛感し、吐き気が体に巡る。
一歩入り、なるきの遺書を取る。
そこには、遺書じゃなく、ノートがあった。
ぎっしりと文字が敷き詰められている。
––––ああ、なるきはこう後悔をしたんだな
そう、思ってしまうノートだ。
そこは、死ぬ前に遺書やら手紙やらを預けることができる、街の中心のモールにたつ、不吉な店だ。
僕らの友達が使う日なんて考えもしない。
考えたくもない。
ただ、なるきが死んだ。
“ココロ店”に遺書を残して。
見たくもない、あんな場所に行きたくもない。
なのに、足を運んでしまった。
いつものように、古い紙の匂いが鼻を強く痛感し、吐き気が体に巡る。
一歩入り、なるきの遺書を取る。
そこには、遺書じゃなく、ノートがあった。
ぎっしりと文字が敷き詰められている。
––––ああ、なるきはこう後悔をしたんだな
そう、思ってしまうノートだ。
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