桜色の思い出

 鳥が鳴く。暖かな日差しは、私を彼方へと連れて行く。

 二人写る写真立ては、外の花弁を反射する。

 この季節になると、いつも思い出す。


 甘くて苦しい、桜色の思い出を。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

Re-collection 咲花楓 @nu2520

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ