第2話

さて、テニス部に入部して1か月程度経過した。テニスの技量をあげるにせよ、ここ一か月は設備の案内と清掃の仕方、走り込み素振り等雑用が殆どだった。ソフトテニス部の3年が卒業するまではこの状況が続くだろう。テニスコートは5つしかなく2年3年と部員数が多いことから優先順位は先輩方だった。それに女子も利用している。年功序列が社会の基本であるこの時代はこれが当たり前だ。


正直、この数が月は憂鬱だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

もしも社会人が現代の知識を持って中学テニスを始めたら・・・ @akichan46

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る