時空乃香菜梅 【時空編】

つばき

時空乃香菜梅時空編

【時空間】

「さあ我が妹よ。邪魔者は消えたわ。セイ二ア、一緒に彼女を殺し、迷宮に封印しましょう。」

セイ二アは言った。

「はい、お姉様。さあ参りましょう。おほほ…。」

その戦いは終りが来るのだろうか。未来と過去に…。

香奈梅は仲間と浩雪君とともに兄を救うことができるのであろうか。

姉と連絡を通じ合うことができるのであろうか。

運命の闘いが迫っていた…。

【時空乃香菜梅】時空編

第一話 時空乃扉

願い主により過去に飛ばされた香菜梅。

中学の世界で出会った同級生の浩之達と未来に帰還するため時空で願い主家と戦う香菜梅たち。

一方、兄、友也は妹を助けるため、過去の時空に車ごとタイムワープするが願い主

家に時空間に閉じ込められる。あきらめきれない友也は青龍の力に目覚める。

青龍の力で願い主家に立ち向かうため願い主、巫女と戦う。

一方、香菜梅は大学時代の時空にタイムワープする。

そこでであった仲間たちと時空の扉を見つけるためホテルに向かう

ことを結構する。果たして香菜梅は友田を助けることができるのか

運命の幕がいまあける。

願い主は別空間の支配を考えていた。

【時空間】

「さあ我が妹よ。邪魔者は消えたわ。セイ二ア、一緒に彼女を殺し、迷宮に封印しましょう。」

セイ二アは言った。

「はい、お姉様。さあ参りましょう。おほほ…。」

その戦いは終りが来るのだろうか。未来と過去に…。

香奈梅は仲間と浩雪君とともに兄を救うことができるのであろうか。

姉と連絡を通じ合うことができるのであろうか。

運命の闘いが迫っていた…。

【時空乃空】

未来から過去に飛ばされた香菜梅は、幼馴染の浩之達と力を合わせ、

願い主と戦いを繰り広げながらいくつもの時空を超えた。

一方、香菜梅の義理の兄、友也は妹の声が空から聞こえたことに気付き、時空空を見つける。時空乃糸を見つけることができた友也は、衣装をまとい、来るに乗り、タイムワープするが、そこで謎の巫女と遭遇し、襲撃を受け、過去に閉じこまれるが

神の力を解き放ち、巫女にたちむかう。

一方、香菜梅は別の時空間で友也を救うため願い主と戦闘に挑む。

「皆きたわね。これからお兄ちゃんを別の空間から救い出し、願い主をうつ。

そのためにみんなの力を貸してほしい。お願い」

「了解。時空の扉を開く方法がある。三保。明日、時空乃光の散策をしてくれないかな。お前の光の透視術でできるよね。頼めるか?」

「うん。任せて。亜由美ちゃん。」

「おう。それと香菜梅は扉が開いたら君のピアノで扉をこじ開けてくれ。扉が開いたら俺は時空扉に入る。香菜梅は扉が完全に空いたら香菜梅も扉の中に入れ、おそらくその先は俺と香菜梅で行く。浩之とその先で連絡が取れるかもしれない。

だが道中は何があるかわからない。奴らが要る可能性もあるからな。」

「わかった。じゃあまた明日」

三保とあゆみはうなずいた。

翌朝、いよいよ時空乃扉を開く時が来た。私達は、あるホテルに着いた。

「ここね。」

「ああ。三保、光の術を頼む。」

「わかった。古の光よ。汝のあるべき場所を開き給え、ラートンスノーホワイト!」

バン

三保が放った光はホテルの客室すべてを包み込んだ。

「見えたわ。十六階の12号室よ。そこに扉らしきものの気配がするわ」

「十二号室だな。けど人がいる可能性もある。まず部屋に親友しないといけない。

なんかいい方法があれば。」

「ひとつだけあるわ。メイドになればいい。」

「なるほどけどホテルのチーフにあけてもらわないと入れない。それにいちいち

面接してたら扉が消えるぞ。」

「そこは私に任せて。全部なんとかするから私についてきて。」

「うん。」

亜由美と三保は香菜梅と共に社員のエレベーターに乗った。

そして16階についた。

私達は16階の12号室の前についた。

「ここから感じる。強い光の気配。」

三保はつぶやいた。だが部屋はしまっている。香菜梅がくるのを待とう。

一方、香菜梅はチーフに話をしに行ってた。

「あの私未来からきた桜綾香菜梅です。私はいずれあなた達のもとに来るかもしれない。いまあの部屋には謎の扉がお客様しています。おそらくモニターではアウトになっているかもしれない。あと部屋も使われていないっかもしれない。」

チーフはモニターを確認すると。12号室はアウト状態だった。

お客さんがいる気配もなかった。

「あなたの言う通り確かにお客さんいないわね。でも仮に扉のお客様がいたとして

も私達は部屋を点検しないといけない。洗いもあなたはどうするの?」

チーフは香菜梅に尋ねた。

「その時は私が清掃します。たとえきれいな状態の部屋でも。」

チーフは笑って言った。

「わかりました。力をお貸ししましょう。ただしもう一人メイドを入れます。よろしいですね。」

「はい。」

チーフは香菜梅の前にメイドを連れてきた。それは戸井さんっていうメイドだった。

「はじめまして。戸井和水です。」

チーフは言った。

「戸井さんにベットメイクしてもらいます。私はのちに部屋の点検をします。気を付けて。もし会えたら未来で会いましょう。」

チーフは香菜梅に手を差し伸べた。

「はい。また未来で。」

チーフは頷いた。

香菜梅はチーフとメイドを連れ、16階の12号室の前に来た。

「皆。遅くなってごめん。」

「いいよ。」じゃあ行こう香菜ちゃん。」

「うん。」

「香菜梅さん。このものはあなたの仲間ですか?」

「はい。」

「いい人ね。」

チーフは微笑んでいった。

チーフはカギをあけた。

扉を開けると誰もいなく、あるのは光の扉だけ。

チーフ、メイドは驚いた。

「人がいない。あの扉がお客様なのね。あなたの言う通りだったわ。

あとはお願いね。」



「はい。」

チーフは部屋を去った。

「亜由美ちゃん、三保ちゃん。扉をお願い。」

三保は呪文を唱えた。

「いにしえの光よ。汝に答え光を解き放ちたまえ。閃光光烈風光!」

ピカー

三保が放った光は扉を包み込んだ。その瞬間、黒い扉は光の扉に変化した。次の瞬間、扉が開いた。

「開いた。香菜梅、三保、こい。」

「うん。行こう三保ちゃん。」

三保は頷き、香菜梅の手を取った、

私と三保は亜由美と共に扉の中に入った。

その光景を目撃した、メイドの戸井さんは扉の方を向いて叫んだ。

「香菜ちゃん。どこ行くの?一緒にご飯食べに行こうや。」

その声を聴いた香菜梅は扉の中で彼女に言った。

「ありがとう。戸井さん。でも私この世界の人じゃないから行かないといけない。

もしまた未来で私にあったら一緒に行こうね。じゃあ私行くね。未来に。

また会おうね。」

戸井さんは笑ってほほ笑んだ。

扉は、閉じ香菜梅たちは過去のホテルの部屋から消えた。

私達は、扉の中にある時空間を歩き続けた。

「糸がたくさんある。この赤い糸は、時空の扉につながっている。

さっきの扉は入口だ。この時空間には扉は数々存在する。」

「じゃあ友也お兄ちゃんがいる時空の扉はどれなの?周りみると

扉がたくさんあってわからない。」

香菜梅は亜由美に尋ねた。

「奥の扉だ。だがほかの扉があき、攻撃を受ける可能性がある。気をつけろよ。」

「うん。」

私達は赤い糸をたどり、空間の奥に進んだ。

その時、次々に時空の扉が開き、願い主のピンク光が扉から解き放たれ、

私達は吹き飛ばされた。

「危ない。時空ソード!」

亜由美は時空剣で抑えた。だが時空剣の力は扉の力に押された。

「くっ三保、香菜梅。俺の手をつかめ!」

「うん。」

三保と香菜梅は亜由美の手をつかんだ。

「よし。行くぞ!時空空間防衛ソード!」

亜由美は時空剣の防衛術を使い、三保と私を願い主の力から救った。

「大丈夫か。三保、香菜梅!」

「うん。ありがとう。」

亜由美は頷いたその時、香菜梅が消えた。

香菜梅は叫んだ。

「きゃー」

「香菜梅。誰がどこにやった。姿をだせ。時の化け物!」

「それは私のことかしら。」

現れたのは願い主家、二女の姫セイニアだ。

「セイニア。香菜梅をどこにやった。」

「お願い。私達の友達を返して。」

亜由美と三保はセイニアに尋ねた。

「残念だけどこの場所に戻ってくることない。私が別の時空に落としたから。

あなたたちにはあの子を助けることできない。

「くっ」

追い詰められた二人の前に少女があらわれた。

「そんなことない。妹は助かるわ。」

「貴様誰だ。」

セイニアは扇子と剣を向け尋ねた。

「私は桜綾紗綾。香菜梅の姉よ。友君の波長をたどり、妹を助けるため未来から

来たのよ。あなたは私達三人にやられここで死になさい。」

願い主は笑って紗代を見つめた。

「あなたたち行くわよ。あきらめるのはまだ早いわ。」

「はい。」

果たして香菜梅は助かるのか。紗代たちはセイニアを倒し、友也を助けることができるのか運命の戦いが始まる。

続く。

【第二話】 時空間の戦い

香菜梅は亜由美達と時空の扉を見つけた。

亜雪達は時空の扉の中を歩き始めた。その時、突如現れた。セイニア

により、香菜梅は別の扉の中に落とされた。一方、亜由美達は香菜梅を

助けようとするが願い主に脚止め食らう。

「紗綾といったな。貴様が何をしようと。香菜梅は助からない。」

紗綾は言った。

「いいえセイニアあなたの思う奇蹟は起きないわ。私がそれを

証明してあげる。行くわよ。時空の波動。時の精霊ソード!」

紗綾が放った力はセイニアに襲い掛かった。

「そうは行かないわ。時空バスター!」

セイニアは時空の波動術で紗綾の時空の力を貫いた。

「くっ」

紗綾は危機に陥った。

「そうわさせないぞ。食らえ。時空空間リバイスソード!」

バン

亜由美が放った時空剣の力は紗綾の力を吸い込みセイニアの

力を切り裂いた。

「くっ私の力を砕くとはやるわね。ならこれはどうだ。これで

終わりよ。時空乃扉よ。我が力となり。邪悪な時空の力を持つ小娘を

焼き払え。時空破壊烈風ダークネス!」

バン

セイニアが解き放った力は扉の時空の力と融合し、紗綾、亜由美を

破壊しようとした。

「くっ三保今だ。」

「うん。食らえ。時空乃光よ。汝の命に答え。いにしえの光を解き放て。

時空紅蘭ソード!」

 バン

三保が放った力は

時空扉と融合したセイニアの力を打ち砕き、セイニアを砕いた。

「あーしごく痛いじゃないの。この私を砕いたのはそなたらが初めてだ。

ほめてやろう。だがこれでは私は倒せない。私を倒しても彼女は倒せない。

我が一族すべてを倒さないとな。だがそなたらはまだ希望がある。

時空家で待ってるわ。また会いましょう。ほほほ。」

セイニアは笑いながら姿を消した。

「終わったの。?」

三保は剣をしまい、亜由美に尋ねた。

「ああ。けど香菜梅の居場所を聞けなかった。」

亜由美は悲しい顔をしながら時空の天所を見上げた。

剣をしまい。

「諦めるのはまだ早いわ。香菜梅の気配を感じる。

皆行くわよ。私についてきて。それとさっきは助けてくれてありがとう。

このお礼は帰る前に必ず返すわ。私は姉の紗綾。よろしく。」

「ああ。こちらこそ来てくれてありがとう。俺は亜由美。こっちは三保。

よろしくな。」

「うん。じゃあ行こうか。」

二人は頷き、香菜梅の姉と共に、香菜梅の気配を感じながら香菜梅を探した。

一方香菜梅は別の扉の中の空を飛んでいた。

「くっ体が重い。このままじゃ私死んじゃう。」

香菜梅は以前落ちた過去の世界の空を真っ逆さまに落ちた。その時、

浩之が学校の窓から空へ舞い降りた。

「香菜梅!」

 浩雪は私の手をつかみ、私を抱きかかえ、運動場へ着地した。

「浩雪君。どうして。」

「君がまた飛ばされた気配を感じこの世界にきた。この世界にくると

中学の頃の背になるが関係ない。」

「ありがとう。」

「例はあとだ。急ぐぞ。体育館に扉がある。あそこをあけたら皆がいる。

「くぞ香菜ちゃん。俺の手を離すなよ。」

「うん。」

香菜梅は浩雪の手を握った。

私達は体育館の扉にたどり着いた。

私は外の扉を開けると亜由美達がたっていた。

「みんな。」

「香菜ちゃん。」

亜由美達は私を抱きしめた。

紗綾は香菜梅を抱きしめた。

「お姉ちゃん。助けに来てくれてありがとう。」

紗綾は頷いた。

「さあお前らここから先は俺が案内する。時間がない。急ぐぞ。」

私達は頷き、浩雪と共に友也がいる時空に向かった。

果たして香菜梅達は友也のいる時空にたどり着けるのか。

運命の物語が始まろうとしていた。

【第三話】時空神の世界

亜由美、三保、紗綾、私、浩雪は最後の扉に出会った。

「ここが最後の扉だ。感じる。友也の気配を。」

亜由美は剣を抜き、私達に言った。

「いいか。この中に友也がいるのは間違いない。

だがこの中は神の力でできた空間になる。下手をすれば

神様の力に吹き飛ばされる可能背がある。あるいわ願い主の

使い魔かセイランがいる可能性も高い。皆気をつけろ。」

「うん。」

「俺からも一ついうことがある。この扉を開ければ神の空だ。下手を

すれば命に係わる。着地は神の空間の運動公園だ。そこに皆着地する。

だが着地する前に敵に遭遇する可能性がある。その場合、バランスを

とりながら戦いをしつつ地上に降りるんだ。命を無駄にすれば帰れなくなる。

いいな。」

「おう。」

「じゃあ行くわよ。」

三保は扉を開けると。空は青かった。雲もあり。

「三保。この空は何?」

香菜梅は尋ねた。

「時空の神青龍空だよ。空には青龍がいる。眠ってるわ。

青龍は願い主の使い魔よ。願い主が現れたら私達を攻撃してくるから。

気を付けて。」

私達は頷いた。

「行くぞ。」

亜由美は青龍空に舞いおり、手を広げ、剣を抜き、着地呪文を唱えた。

「いにしえの光よ。我を救い聖なる陸地をあの下に作り上げ、私を

守りたまえ。時空蒼天光連花!」

ピカー亜由美が放った光は何とか地面に解き放たれ、亜由美は着地に成功

した。

「亜由美ちゃん。大丈夫?」

三保は、波長術で尋ねた。

「大丈夫だ。敵の攻撃もなかった。今だ。三保。飛べ。!」

「うん。じゃあ先に行くね。香菜ちゃん。」

「うん。気を付けて。」

三保は頷き、空へと舞い降りた。そん時、願い主の使い魔が

現れた。

「そうわさせないわ。我が名は時空家騎士ヂュランクリステイーヌ。この前で

貴様を頬むる。食らえ。蒼天の波動恋歌の舞欄!」

アリスは時空術乃花の力で三保に攻撃してきた。

「くっこんなところで死んでたまるものか。」

三保は剣を抜き、呪文を唱えた。

「花の清よ。いにしえの光をこの我が身をつつみこみ、邪悪な

闇を打ち砕け!フラワーシュート―!」

三保が放った。花の力は三保を包み込み、ヂュランの力を無効化し、

ヂュランを打ち砕いた。

「あーこの我がやられるなんてだが我はこれでは死なぬ。

貴様を時空家で破壊し、香菜梅を王に献上し、この身をささげさせて

あげるわ。ほほほ。」

ヂュランは砕け、ピンクの結晶になり、消えた。

三保はなんとか着地に成功した。

「三保!大丈夫か。」

「うん。ちょっと願い主家の騎士に襲われたけどなんとか回避したわ。」

「よかった。」

亜由美は三保を抱きしめた。一方。香菜梅と紗綾、浩雪は両手を広げ、時空の空を飛び降りた。

「大丈夫か。香菜梅。」

「うん。お姉ちゃんは?」

「私は大丈夫よ。見て。亜由美達が見えるわ。あそこに着地すわよ。」

二人とも私の手を握って。着地するわよ。」

「わかった。浩雪君。」

「おう。」

 俺と香菜梅は紗綾の手を握り、亜由美達のところに着地しようととしていた。

一方、時空家はその動きに気付いていた。

「お父様。その結晶は。」

「ヂュランだ。彼女が三保という女に敗れた。そして、セイニアも敗れ、

今治療中だ。いま動けるのはお前だけだ。セイラン。だがこの父は

君がやられるは惜しい。我が娘がいなくなるのは悲しい。」

「お父様。私は何をすればいいですか?」

父は言った。

「セイラン。あの青龍空に眠る。神の竜。青龍の封印を解き、奴らを

破壊せよ。」

「はい。」

セイランは時空家封印の魔に行き、呪文を唱えた。

「古の竜よ。汝に答え、いまこそ眠りさめ、時空の姫を破壊せよ。目覚めよ!青龍!」

「ギャー」

青龍の封印の魔法が解かれた。その瞬間、青龍空に眠る。

青龍は目覚め、青い、青龍の力を香菜梅達に解き放った。

香菜梅達は空の上を見上げ驚いた。

「青龍がめざめた。このままじゃまずい。俺達どうすればいいんだ。竜の破壊がこっちに飛んできた。けどこのままじゃ死ぬ。どうすればいいんだ。」

香菜梅達は目を閉じた。その時、奇跡が起きた。

ぼおぼお

「永遠の炎発動!朱雀の剣。ファイアーバスター」

その炎の剣は青龍の力を切り裂いた。

目を開けると友也が立っていた。

「お兄ちゃん。」

「紗綾。俺を迎えに来てくれてありがとう。」

「友君。無事によかった。」

「ああ。香菜梅も無事でよかった。俺もセイニア達に遭遇したが

俺の持ってる青龍の力で退治できた。けどこの世界から脱出できずにいた。だがここでお前らと会えたから帰ることができる。皆で時空家倒して帰るぞ。未来に。」

「うん。」

「お前ら。下で仲間と待ってろ。話はそれからだ。」

「うん。浩雪、香菜梅さっきに行ってろ。紗綾は俺とここに残り、

こいつを倒すぞ。」

「うん。二人とも後から行くから。先に待ってて、」

「おう。香菜梅行こう。」

「うん。」

香菜梅と浩雪は亜由美達のもとについた。

「さあ。こっからは俺らが相手してやる。青龍!」

「ぎゃー」

             続く

【神龍と神の力を持つ青年】

三保は時空家の騎士ヂュランの攻撃をかわし、

なんとか亜由美の元に降りることができた。

一方、香菜梅達は時空の青龍空を舞い降りたが目覚めた青龍に

攻撃されるが友也により攻撃は免れる。

香菜梅と浩雪は友也に青龍を任せ、亜由美達のもとに行く。

一方、紗綾は友也と共に青龍を倒すため時空空に残った・

「我は願い主の神青龍。貴様私の攻撃を跳ね返すとははいったいどういうことだ。そなたからは神の力を感じるぞ。」

「俺は普通の人間だ。俺は踊り子でな。てめえを超える力さえ

持っている。俺はお前と違う。だがここで死ぬわけには行かない。妹を助け、家族でここから出ないといけないからな。」

「そうかやられるもんならやってみろ。」

青龍は笑い、火の力を解き放った。

「我が火を受けるがよい。ファイアリーファイアーバスター」

青龍は青い灯を友也に解き放った。

「させない。青龍よ。いま和音の時を得て百鬼夜行の赤き、晴天の火を解き放ち、あの青き火を

破壊せよ!和音火遁暁バスター!」

友也が放った和音の火は青龍の青き火を包み砕けた。

「今だ。紗綾!」

「うん。古の火の歌により消え去り給え。日歌フォーテイーソード!」

友也の力により砕けた青龍の力は紗綾の水の灯の力により浄化され消えた。

その瞬間、青龍の体は破壊された。。

 バン

「馬鹿なこの我が神の青年にやられるなんて。さんな。あーご主人様。どうか助けを。夕日様!」

青龍は涙を流し、あるじの名前を呼びながら消えた・

セイランは青龍が消えるのを城から見た。

「あの青龍がやられるなんてまあよい。父が言うにはっどうせ奴らはここに来るのだから。

心配ないわ。少し、奴らの行動を観察しましょう。」

一方、竜が消える多瞬間を見た友也と紗綾は香菜梅達と合流したb。

「お兄ちゃん。お姉ちゃん。大丈夫。」

香菜梅はお姉ちゃん夫婦に駆け寄った。

「大丈夫だよ。竜は私達が倒した。ねえ友君」

「ああ。それよりお前たちは無事か。」

亜由美は行言った。

「ああ。香菜梅を助けてくれたのは嬉しい。ありがとう。」

友也は頷いた。

「私達。あなたを助けるためこの時代にきたの。」

三保は友也に言った。

「そうだったの。助けに来てくれてありがとう。俺は香菜梅を助けるため未来から来たんだが

途中で願い主と遭遇して。しまってそれでこの世界に閉じ込められたんだ。

「そうだったの。でもあなたが無事でよかったわ。友也だっけ?私達はこれから

時空家に行く。あそこに未来に帰るための空洞扉が存在するの、私達はその扉がある時空家の

王がいる最上階に行く。あなた達夫婦はどうする?」

三保は友也に尋ねた。

「俺っは妹を助けるためきた。俺と紗綾も行く。」

紗綾は頷いた。

「わかった。じゃあ行こう。皆で。」

「うん。」

私達は時空家に向かうため。何もない世界を歩いた。

しばらく歩くと再び別の扉を見つけた。

私達はその扉を開け、もう一つの世界に入った。

そこは前にきた世界の四年後の世界だった。

あたりを見わたすと前にいた世界の先輩が着ていた制服の

ズボンバージョンを着ている社員の姿が見えた。

空には時空家の階段があった。

「あれが時空家の階段?」

「あそこあがれば帰れるのか?」

亜由美は言った。

「いや帰れない。あそこの階段は別の場所に行かないとたどり

つけなくなってる。その階段はこの青色のポストの先にある建物

の二階にある。皆ついてきて。」

私達は頷き、亜由美と共にその建物にむかった。

その時、赤い竜が私達に襲い掛かった。

「ぎゃあー」

「竜だ。皆下がれ。」

私達は亜由美も後ろに下がった。

「食らえ!時空ソード!」

亜由美は時空剣で竜を切りさいた。だが竜は再び、よみがえった。

「なに!」

「ぎゃー」

ボウボウ

竜は火を解き放ちは亜由美に襲い掛かるとした。

「くっ」

そのとき奇蹟がおきた。

「花の結晶よ。汝の命に答え。竜を焼き払いたまえ。

風花烈風ソード!」

竜は花の力に切り裂かれた。

「助かった。でもいったい誰が。」

「私だよ。」

ビルの社員入り口見るとひとりの女性が建っていた。

ピンクと白模様の半そでのポロシャツにピンクのズボン

を身に着け、腰には剣をみにつけていた。

香菜梅は彼女に尋ねた。

「助けてくれてありがとう。なんか前の世界ではエプロン着てるメイドにあったわ。あなたも似たような服着てるね。私は未来から来た少女香菜梅。こっちが過去の世界の友人、

で私の隣にいるのは私の姉と兄だよ。あなたは誰?」

「よろしくね。私はあなたが前の世界で会ったメイドと同じ会社の同僚に勤めているわ。ここはその管轄の事務所よ。そして私はその事務所の上の補佐をしている松下清香。よろしくね。この剣は私の相棒蒼っていうの。」

「なるほど。私達先を急がないといけないの。あの空の階段

に行かないと。」

「なるほど。だいたいわかったわ。じゃあ案内するからついてきて。」

私達は頷き、彼女について行った。

「着いたわ。この会談を上った先に大きな廊下がある。

その先に空と同じ階段あるからそこを上って。危なくなったら援護隊が一人行くから。途中まで私が案内するわ。」

ついてきて。」

「うん。」

私達は松下さんと共に階段上り、通路を歩いた。

通路の奥に行くと上空と同じ階段があった。

「これが階段ね。松下さん。ここまで案内してくれて

ありがとう。また未来であいましょう。」

「私も香菜ちゃんとあえてうれしいわ。よくがんばって

この世界にきたわね。また未来で会おう。皆さんも

元気で。」

「おう。」

私達は彼女と別れ、ピンクの階段を上った。その時、階段が

揺れ始めた。

ガタガタ

「皆足れ!崩れるぞ。綾、香菜ちゃん。俺の手を握れ!

落ちたらしぬぞ。」

「うん。」

私と姉は友也の手をつかみ走った。私達は階段を上り上げた。瞬間、空が見えた

「見えたぞ。」

私達は上空の階段前に立った。

「これが時空家につながる階段だ。いくぞ。」

「うん。」

私達は上空の階段を上り始めた。その時、

兵軍が現れた。。

「なんだ。この軍隊は!」

友也は驚いた

黒き騎士軍が私達の前に現れた。

「皆行くぞ。全で倒しここを突破し、時空家にいくぞ!」」

「おう。」

時空家の軍と亜由美達の戦いが始まった。

果たして亜由美達は時空家にたどりつけるのか

運命の戦いがいま幕をあける。

【時空城】 第一章 暗黒の騎士

香菜梅達は時空乃扉がフラワーホテルの中にあることに

気付き、ホテルに侵入した。

そこで出会ったのは未来で出会うはずのチーフとメイドだった。

香菜梅達はチーフに部屋を開けてもらい、メイドの戸井先輩と共に

部屋に突入し、客室清掃を共にしながら扉を開放し、先輩と

未来で会う約束をし、時空の扉の世界に飛び込んだ。

飛び込んだ世界は扉を超える前の世界と関係がある世界であった。

香菜梅達はその世界で時空城につながる階段を見つけた。

そして、その階段につながるビルを見つけた。だがビルに向かう途中

に竜に襲撃される。

香菜梅の兄友也は香菜梅達を守るため神の力で竜を切り裂こうとする

。しかし、竜は友也の力を跳ね返した。

死の危機に陥った香菜梅達。だが奇蹟が起きた。

ビルの社員松下さんが特殊剣で竜を切り裂いた。

香菜梅達は彼女のおかげで時空階段につながる時空城階段にたどり着いた。

香菜梅達はその階段を渡ろうとしたそのとき、時空の騎士、黒騎士が現れた。

「なんて数なの?」

三保は驚いた・

「感心してる暇ないぜ。皆いくよ!」

亜由美は剣を抜いた。

「おう。」

 香菜梅達は騎士たちと激しい戦闘を繰り広げた。

「食らえ!時空乃呼吸十二解放雷神六連ソード!」

亜由美は剣で戦闘騎士を切り裂いた。

「今だ。三保!」

「うん。古の波動よ。汝の命に答えいまこそ暗黒の闇を打ち払え!

ファイアーオブジェクトバスター」

三保が放った火の剣の力は亜由美が切り裂いた兵を焼きつくした。

だが時空の暗黒の兵士は立ち上がった。

「我は人の軍。簡単には死なない。はー」

「なんてやつの人間の意思を持つ兵士なんてみたことない。」

三保は驚いた。

「おそらく王が人間だからだ。やつが自分の意思を兵士に

流したんだ。れほど自分の意思を強く持っているんだな。」

亜由美は言った。

「ここは俺に任せろ。食らえ。聖なる刃よ。今こそ我が汝の

力となりいにしえに悪しきものを祓いたまえ。ライトオブ精錬!」

バン

浩雪が放った力は兵士たちを破壊した。

「わーこの我らが敗れるとはだが悔いはない。王さま我に命を

くれありがとう。」

兵士達は空に感謝の言葉を告げ、涙を流し消えた。

「行こう。」

亜由美達は暗黒の時空騎士を撃破し、さらに階段を上った。

だが上った先にまた次の階段があった。その階段には再び、兵士が待ち構えていた。

「ここは私に任せて。古の光よ。我が問いに答え。悪しき黒騎兵を打ち砕け!フラワーライト

イル―ジョン」

香菜梅が放った花力は兵士たちに襲い掛かった。

「我にはそなたの能力は聞かぬ時空バスター!」

兵士は時空の力を使い、香菜梅の力をはじき返した。

「くっこのままじゃやられる。」

「大丈夫。私が守ってあげる。食らえ。光の波動ミラーッジュバスター」

香菜梅に押尾掛かった兵士の力は消えた。

「すごい。あなた誰?」

「私は永尾雪だよ。この剣は私の鞘。松下さんから仕事頼まれてここにきたの。」

「そうだった。助けてくれてありがとう。」

「うん。感心してる暇ないわ。今倒した兵が立ちあがったわ。私だけじゃどうにもならないかもしれない。

サポートできる。」

「うん。」

「そのサポート俺がやる。後ろは頼んだ。」

「私も。三保、日登美、彼女のサポートを。」

「わかった。」

「行くぞ。」

雪は頷き鞘を抜いた。

「切り裂け聖なる鞘よ。悪しき闇を切り裂け烈風ソード!」

雪が放った鞘の一撃は兵士を切り裂いた。

「いまよ。香菜ちゃん。」

香菜梅は頷き、呪文を唱えた。

「古の光よ。汝の命答え。いにしえの青龍の光を解き放て。ライトフラワー」

香菜梅が放った蒼き光は切り裂かれた兵士を破棄した。だが兵士は再び、転生しようとした。

「今よ。亜由美ちゃん!」

「おう。時空剣よ。進も姿に蘇り、汝の命答え。闇族を破壊したまえ。時空蓮華暁バスター」

亜由美が放った時空剣の力は太陽のような光で兵士たちを焼き尽くした。

その瞬間、兵士たちは苦しみ始めた。

「わ^^」

そして彼らは灰となり消えた。

「助かったの?」

香菜梅は亜由美に尋ねた。

「ああ。雪って言ったな。俺達を助けてくれてありがとう。」

「うん。皆の役に立ててうれしい。私が案内できるのはここまで。」

「そうなんだ。もう少し一緒にいたかったな。」

「私も香菜梅ともう少し一緒にいたかった。だけどもうすぐ仕事終わるから事務所に

もどらないと三時あがりだから。」

「そうなんだ。じゃあここでお別れだね。けどまた未来で会おうね。」

「うん。じゃあありがとう。」

香菜梅は雪を見送った。雪は香菜梅と別れ、階段をおり、戻った。

「さあいこう。あと少しであの空の階段だ。」

浩雪は言った。

「うん。」

 私達は階段を上った。ようやく空の時空階段にたどり着いた。だが階段には兵士が立っていた。

その騎士たちは弓軍だった。

「放て!」」

バンバン

「危ない!古の光よ。汝よ、守りたまえアーメン」

日登美が祈りをささげた瞬間、光の結界が発動した。光の結界、矢を跳ね返した。

「いまよ。三保。」

「うん。聖霊よ。汝の光を解き放て精霊ソード」

バン

時空弓軍が放った矢は三保の力により破壊されたその瞬間、軍は苦しみだした。

「くっ我らが過去の人に打ち砕けられるなんてなんて奴だ。くそ!」

弓軍は叫びながら灰となり消えた。

「二人とも助かった!行くぞ。皆。」

亜由美は剣を握り叫んだ。私達は亜由美と共に最上階に向かって空の最終階段を

かけた。駆け上がると。瘴気が漂っていた。

友也は感じた。

「紗綾、香菜梅。俺の後ろについてろ。強い闇を感じるぜ。おそらくこれは時空家の

部下だ。」

「なんだって。」

浩雪は驚き剣を抜いた。

「おそらく他の世界にいた人物だ。過去の世界に内通者がいる可能性もあるて

ことだ。相手は女性だ。気をつけろ。」

「うん。」

三保たちは剣を構えた。私と姉は友也の後ろについた。

ゆっくりかけあがると女性が立っていた。

その女性は少しぽっちゃりした体形だ。

服装はピンクのメイド服をきていた。

「あなたは時空に飛ばされた香菜梅ね。あなたのことは時空家の王から聞いているわ。

私はあなたをこの先に行かせないように頼まれている。メイドよ。あなたが先程いた世界の

二年前の世界にいた同僚よ。」

「知らない。」

香菜梅は言った。

「そうね。、まだ私にあってないから。でもいずれ私とは会うわ。けどそれは叶わない。

あなたは戻ることできないから。私と共にあの世界で一緒に仕事するから。さあ行きましょう。

香菜梅さん。」

「断る。私は帰る。あなたと行かない!」

「残念だわ。じゃあここで死にさい。私は枩浦尚美チーフよ。さあ穢くなり死にさい。」

バン

彼女から闇が解き放たれた。

「闇だ。」防衛!」

浩雪は防衛結界を張り、闇を祓い飛ばそうとしただがその闇は結界をすり抜けて、香菜梅に

入り込んだ。その瞬間、香菜梅は動けなくなった。

「しまった。香菜梅大丈夫か。」

浩雪は香菜梅にかけよった。

「うん。だけど動けない。体が。恐ろしい闇を感じる。怖い。。死にたい。私は何も悪くないのに

ただ帰りたいだけなのに。なぜこんなに苦しいの。私間違えたことしてないのに。どうして…

こうなるの。なんで、なんで…あ!」

香菜梅は叫び泣き崩れた。

浩雪は香菜梅をだきしめた。

「香菜梅瘴気にのまれるな。目をさましてくれ香菜梅。」

しかし、香菜梅には声が届かない。香菜梅の頬から黒い涙があふれ出ていた。

「どうしたらいいんだ。俺は。」

浩雪は香菜梅をすくえない自分をせめていた。

彼女を抱きしめながら。

枩浦はその光景をみて笑っていた。

「ふふふ。汚い彼女でいいから。そのまま早く闇に落ち死になさい。」

友也は枩浦が笑っている姿を見て、怒りに満ち、剣を抜いた。そして、彼女の

もとに歩き始めた。

スタスタ

 友也は歩きながら呪文を唱えた。

「ゆらめく光よ。燃やせたからせ某国の闇を照らせ。その王国に光を灯しその歌声を汝に

届けよ。」

光が友也を包こんだ。その瞬間、友也は紫と青色の衣装にかわった。

そして友也はその衣装をまといながら。剣を握り、呪文をとなえながら舞い始めた。

「朝よ。闇を光に照らせ。山海の彼方を超え、いにしえの闇を浄化し、あくる朝を照らし、

邪悪を打ち砕けため。」

友也アが呪文を唱えながら舞い、枩浦に着いた。

その瞬間、彼女は苦しみ始めた。

「くっこれはなんですか。私の体が解けていく。苦しい。」

声がした。

「それは枩浦さんの力よ。」

それは芳田雅子チーフ、戸井さんだった。

「芳田チーフ、戸井さん。どうしてここに。」

「私達は彼の舞の力でここにきた。枩浦さん。あなたはもう彼の力により消えるでしょう。

ですがまた和解できるそれまであなたは元に世界に帰るのです。」

「わかりました。」

戸井さん達は頷いた。

時空家の枩浦という女は友也の舞により消えた。

その時、奇跡が起きた。香菜梅に入り込んだ呪詛が消え始めた。

舞により現れた戸井さん達は香菜梅に近づいて香菜梅に手を添え、彼女に言った。

「よくがんばったね。香菜ちゃん。きっと香菜ちゃんが元の世界に帰れた時、この世界と

同じ現象がまたおきる。けどまた私達と所長と乗り越えながら成長していこうね。

また会おう。未来で。」

戸井さん達は彼女に告げ、この世界から消えた。

香菜梅は意識を取り戻オした。

「あれ。私助かったの。」

「ああ。友也が助けてくれた。」

浩雪は言った。

「お兄ちゃんが。」

「ああ。」

「お兄ちゃんありがとう。」

「ああ。」

「お前やるじゃん。どこでそれ覚えた。」」

浩雪は尋ねた。

「わからないけどなんか使えた。たぶん未来でも使えてるのかもしれない。」

友也は言った。

香菜梅達は頷いた。

「じゃあ行こうか。」

亜由美は剣を抜き、告げた。

香菜梅達は再び階段を上った。

階段先に城の姿が見えた。

「城だ。皆門がみえるぞ。走れ、あと少しだ。」

亜由美は香菜梅達に言った

「うん。。」

 私達は城をめがけて階段を走り出した。

その時、階段が揺れた。

「何?:」

私達は階段の城の前を見た。城の前に女性が立っていた。

その女性は神をくくり、足をひろげ、剣を突いて目を閉じ、呪文を唱えていた。

服装はピンクのズボンとピンクと白のポロシャツっを着ていた。

「我が名は前江田譽。あなたを排除するものなのよ。あなたをここから出すわけにはいかない。

あなたにはここで死んでもらうわ。崩れていきなさい。」

彼女の言葉はこの世界を支配していった。

周りが彼女の言葉ですべてが崩れていった。

ゴロゴロ

「まずい。崩れるぞ。走れ!」

「うん。」

 私達は亜由美の叫びにより、亜由美と階段を走り続けた。

しかし、彼女の力は全てを崩壊する言葉の力であり。私達の動きを崩した。

私達はなんとか上がれた次の瞬間、香菜梅は階段から落ちた。

「しまった。香菜梅!」

「浩雪君!私は大丈夫。必ず戻るからみんなで彼女を破壊して!」

「わかった。待ってるぞ。」

私達は手を伸ばした。

そして私は消えた。

「よく無事ね。ほめてあげる。」

前江田は笑った。

「お前の褒めは必要ない。貴様を破壊し、香菜梅と無事帰る。隠せよ。」

「あの子は戻らない。」

「戻る約束したからだ。」

「そう。ならこの私を倒して。さあ来なさい。」

前江田は闇を解き放った。

ピカー

「時空乃闇よ。邪悪な光の剣士を破壊せよ。ダークファンタジーロード!」

前江田は闇を解き放った。

その闇は浩雪に襲い掛かった。

「無駄だ。聖なる光よ、環が光を解き放て精霊リングソード!」

浩雪が放った光は前江田の力を浄化した。だが力は彼女の方が上手だった。

「くっこのままじゃ。」

「私に任せて。フラワーライト。:」

三保は光で前江田の力を切り裂いた。だが前江田の力は再生をした。」

そして、三保に襲い掛かってきた。

「くっなんて強さなの。」

「私がなんとかするはイル―ジョンバスター。」

日登美は前江田の力をイル―ジョンの力で再現し、本体を破壊した。

前江田は苦しんだ。

「あー。」

「今よ。亜由美ちゃん紗綾、友也。」

「おう。行くぞ。揺らめく光よ。風の海そらえて光の海となり、思いを寄せ、悪因を光にかえたまえ。

彼方の空に解き放て!光悪除霊バスター!」

友也は浄化の力を解き放った。

「今だ。紗綾。」

「うん。聖なる光よ。闇を消し去りたまえ。七色光ソード。」

紗綾の力は友也の力と融合した。

「最後は私がやる。時空剣よ。すべての力を吸収し邪悪なものを破壊せよ。」

時空剣は友也たちの力と融合した。

「行くぞ!前江田。食らえ。これが私達の絆の力だ。時空精光颯花烈風ソード」

前江田は切り裂かれた。

「あーこの私が敗れるとは。だが私はここで終わってもまた香菜梅と会う。未来で。

ココでの役目を終えただけだ。けどこれで満足だ。また会いましょう。ふふふ」

前江田は笑いながら姿を消した。

「終わったな。」

「でも香菜ちゃんが戻ってこない。」

姉は心配そうな顔をした。

浩雪は言った。

「大丈夫だ。君の妹は必ずここに戻る。みんなで待とう。」

「うん。」

姉はうなずた。

 浩雪は時空の空を見上げ、心の中で思った。

「香菜梅。無事で居てくれ。」

一方、香菜梅は死の世界にた。

「ここは。」

「ここは死の世界。もしくは夢の世界ともいう。いわゆる眠りの世界だ。この世界は

未来とは違い、生活していても何も変わらぬ。世界だ。なりたいものでもなれる。

そして、恋もできるのだ。私が作り上げた世界よ。」

「あなたは誰?」

「時空家王妃。セイヌス・アリスよ。」

彼女は美しかった。だが悲しい顔をしていた。

「私はどうしてここにいるの。」

「あなたは私が連れてきた。力は私の使い魔前江田の力だが。」

「なぜ私を」

「あなたにもう一度やり直してほしくてここに連れ込んだ。仮にそなたが未来に帰っても苦労するだけにすぎないと思って。」

「私はそうはそうは思いません。この世界は寂しくて悲しくてならない。私はそんな

世界望まない。私は人にはいろいろな人生あると思います。けどだからこそ過去に

縛られてはいけないのです。たとえ過去に何かあっても人は成長していく度に変えられることが

できるのですから。」

「あなたの言う通りそうかもしれません。けどもう遅いです。あなたの本体はあそこです。」

香菜梅は彼女のそばを見ると十字架にかけられた私がいた。

「どういうこと。」

アリスは言った。

「あなたの体は私が持ってる。いまのあなたの姿は魂でできたあなた、だがあなたが私の言うことを

受け入れれば私の傍にいる肉体はあなたと一つになり、ここで生活できる。あなたが断ればあなたは

一生この十字架に縛られたまま。ここから出ることもできません。受け入れても。」

「くっ」

「お願い受け入れて…」

アリスは涙を流した。

「そんなことさせない。」

青年が歩いてきた。

「晶樹君。どうして…」

「浩雪が君に祈りを捧げ、俺がよみがえった。」

「来てくれてありがとう。」

晶樹は頷いた。

「死んだ人間はおとなしく成仏しなさい。時空波動!」

アリスは時空の力で晶樹に攻撃した。

だが晶樹には彼女の力が聞かなかった。」

「なぜ。聞かない。」

「おまえ。この世界を死の世界といったな。つまり俺は平成十九年、8月に川の事故で

亡くなった。つまり、死の人間である。そしてその魂、友達の浩雪の中で眠っている。

彼の意思と共にな。だから俺に攻撃しても無意味だてことだ。」

「くっ」

「香菜ちゃん俺の手を握れ!」

「うん。」

香菜梅は晶樹の手を握った。

「アリス。この世界か消え、彼方に落ちろ!」

彼が叫んだ瞬間、死の世界は崩れた。

「あーこの私の世界が王様助けて!」

アリスは涙を流しながら消えた。その瞬間、死の世界が消え、一つのピンク色の世界が城と繋がった。

「終わった。さあ行こう。みんなのところに。」

「うん。:

香菜梅と晶樹はピンクの世界を渡った。そして、城の前にたどり着いた。

「香菜梅1」

浩雪は香菜梅を抱きしめた。

「浩雪君。皆、待っててくれてありがとう。」

「うん。俺達は香菜梅が戻ることを信じてた。」

香菜梅は微笑みながら頷いた。

「晶樹。礼を言う。俺にはお前を呼び起こす力があるようだ。」

「ああそうだ。だが浩雪。俺が戦えるのはここまでだ。この先は君の力で行くべきだ。

だが何かあればまた呼んでくれ。俺は死の天の世界で見守っている。」

「ああ。また会おう。晶樹…」

 晶樹は笑って消えた。

「晶樹君どこに消えたの?」

「死の世界に消えた。彼がいる場所は天の世界だ。晶樹は俺の力の源だ。

俺には魂をよみがえらせ、人を救う力がある。だからこの癒しの剣が使えるんだ。」

「そうなんだ。きっと未来のあなたもきっと今のあなたと同じかもしれないね。

さあ一緒にまた戦おう。最後まで。そして戻ったら友達になろう。」

「ああ。さあ行こう次の場所へ」

香菜梅達は頷いた。

私達は時空城の門を開けた。

門をくぐると兵士が倒れていた。

「これはいったい。」

亜由美は驚いた。

「私がやりました。」

倒れた兵の前に先生がたっていた。

「赤城先生。どうして。」

「無能力ですが私にはこれしかできませんが生徒を守のが、私の使命です。

この先は、私はいけません。気を付けてください。」

「ありがとう。先生行ってきます。」

亜由美達は先生に別れを告げた。先生は元の世界にかえった。

「さあ行こう。城内へ。」

香菜梅はみんなに告げた。

私達は時空城の場内に突入した。

一方、時空家は私達の動きに気付いていた。

「あなたごめんなさい。私、彼女を殺せなかった。」

アリスは涙を流した、

時空王は王の間から立ち上がり。泣き崩れる王妃に近づいた。

そして、王妃の帆に触れ、言った。

「アリスよ。君は私のためによく尽くした。もう悔やむ必要なんて

何もないんだ。さあ立ちなさい。ここから先は私の役目だ。」

アリスは言った。

「王様。あなたはかつて人間でした。あなたは私を止めるため彼方の

世界を守り、自らの意思で私を選び、記憶も捨て、人の感情も失い、ここにいる!

それは私の責任になります。だからこのアリスにはあなたの人としての戦いを見る

役目があります。私は戦わないけど、あなたを愛しています。

どうか傍にいさせてください。夕日様。」

「王妃。私は自分の名前さえ忘れたというのに君は私の名前を覚ええているようだな。」

「はい。夕日、それが王様のお名前です。」

「涼宮夕日という名が我が名前か」

王妃は頷いた。

「ありがとう。アリス。だが私はまた忘れる。その度にアリス。もう一度私を名前で

呼んでくれ。」

「はい。」

王は微笑みを見せながら言った。

「さあ行こうアリス。奴らを退治しに。」

「はい。夕日」

アリスは王の手を取り、軍と共に向かった。

一方、セイランは軍を率いて、二階に向かった。

 私達は場内の一階にたどり着いた。

「これは!」

兵士が私達の前に現れた。

そこには魔の女が立っていた。

「我が名はグレンの騎士レイクレア。貴様は我がグレン隊に滅びここで

廃車となれはー」

クレアは兵士を率いて私達襲い掛かった。

「ここで死ぬわけにはいかない。我が世界に潜む時空兵士よ。

我が命に答え奴らを切り裂け!はー」

時空兵が現れた。

「くっ貴様も時空兵を持ってるとはな。まあ貴様の軍はこの我が破壊して野郎。はー」

「そう簡単には行かないよ。はー」

亜由美が率いる時空軍と時空家のグレン隊との戦いが繰り広げられた。

「俺達も行くぞ!悪因彩華ソード!」

友也は彩華術を解き放ち、剣で切り裂こうとした。

「くっこざかしい。」

「まだよ。聖なる光よ。汝に答え古の光で打ち砕け!ラートンオーバー」

三保が放った光がクレアに命中した。しかし、クレアは再生しようとした。

「させない聖なる源よ。今こそ邪悪な闇を払いため精霊除律ライト!」

日登美の放った癒しの光はクレアの再生を抑えた。

クレアは苦しみだした。」

「あー痛い痛い―」

「今よ。香菜梅、浩雪」

「おう。食らえ。紅蘭の光よ。悪しき闇を破壊したまえ。紅蘭烈風ソード1」

浩雪はクレアの体を切り裂いた。その瞬間、クレアの再生も元が見えた。

「見えたぞ。今だ。香菜梅。」

「うん。光の精よ。光を邪悪な力に与えたまえ。ライトインソード!」

香菜梅は光の魔法を解き放った。

その瞬間、クレアに香菜梅の力が這いこみクレアの力が浄化された。

「あーこの私が敗れるなんて、だが貴様が元の世界に戻ってもまた世界は崩れる。

せいぜいあがき給えははは」

クレアは笑いながら消えた。

「今よ。亜由美ちゃん。」

「おう。我が兵ども私と共に時空家の兵を打ち砕け。」

「はっ我が亜由美と一つになり、奴らを切り裂け食らえ!時空破壊ソード!」

「これで終わりだ。時空烈風破壊ソード!」

時空兵同士の戦いが繰り広げられた。だが力は亜由美、時空兵が上手だった。

「わー子のグレン隊が敗れるとは。クレア様。私も共に参ります」

兵士は空へ叫びながら死んだ。

「なんとか倒した先を急ごう。」

 私達は頷き、亜由美と共に階段を上り二階に向かった。

一方、セイランは兵士が死ぬ瞬間を水晶で見ていた。

「ついにここまで来たわけだ。いよいや私の出番というわけか。三人こようと

この巫女、セイランには勝てぬ。」

「それはどうかな」

使いエリアスが現れた。

「どういうこと。」

「彼らはみんな君を超える力がある。一人なら君も倒せますが。」

「ではどうすればよい。」

「ここは我にお任せさい。考えがあります。」

「承知。ではそのたに任せよう。」

「はっ」

使い魔は消えた。

「さて私も戦闘に入りますか。」

                  続く。

【外伝】 アリスと夕日

僕は涼宮夕日、社会人だ。

僕は毎日いつものように仕事をし、休日は外に出かけ、レンギョというチームの踊りの練習をしたりして楽しい充実な日々をすごしていた。だがそんな日は長く、続かなかった。

空が暗くなり、青い雨が降った。

人間は雨だと思い、傘を射す等する。

僕は雨だと思い傘をさした。だが雨はやみ、風が、吹き花ビラが降ってきた次の瞬間、

今度は光が大量に落ちてきて地面が揺れた。

僕は傘をとじ、走っていくと道路の横断歩道の真ん中に白いドレスを着て、靴は白いヒール靴を履いていて、羽がついて、髪が長い、少女が手を広げ、舞っていた。

僕は彼女に一目ぼれし、彼女の傍に行った。

僕は驚いた、彼女の周りをみるとたくさんの町の人が死んでいた。

建物すべて別の建物、景色に変わっていた。

「君が殺したの?」

僕は彼女に尋ねた。

彼女は答えた。

「私が殺した。」

彼女は笑っていた。

「なぜ皆殺した。僕は、いまどこにいる。」

「なぜてそれが私の仕事だから…私はここを滅ぼし変える。だから私は空からこの地にきたの。あなたがいる場所は過去の世界。私は未来の世界を過去に変えただけ。だから人も建物も変わる。素晴らしいと思わない?」

「俺は思わない。君は未来の世界を壊し、未来の人まで殺した。君にとっては、それは大事。けど僕にとっては未来が大事だ。けど君が作った世界は過去だ。

俺はそんな世界望まない。」

「じゃあ私にどうしろうというの?この世界でどうしろと。」

夕日は言った。

「皆と未来の人たち、建物等すべてをもとの状態に戻してほしい。」

「難しい問題ね。それをするには犠牲がいるの。犠牲というのは自分の命を察しだすことそうすることに私の放った力は浄化されこの世界は元に戻る。」

「そうなんだ。なら私の命をさしだそう。」

少女は驚いた。

「あなたそれ瘴気なの?そんなことをすればあなたはこの世界にいられなくなるのよ。たとえ元の世界に戻っても。あなたは名前も失う。それでいいの。」

「ああ。」

「どうして!」

少女は泣きながら叫んだ。

「君が好きだから。僕は君がほしい。だから僕を連れて行ってくれないか。

君の故郷に。だがこの世界を支配はしないでほしい。代わりに君をもらい、

君に僕の命をさしだそう。それじゃだめですか?美しい少女よ。」

彼女の涙は彼の言葉によりきえた。

やがて彼女は彼の前に舞い降りた。

「あなたの気持ちは理解しました。ではあなたをもらいます。

あなたの愛を受け入れます。私と共に参りましょう。」

彼は頷き、彼女の手を握った。彼は少女と空に上がった。

「私もあなたが好き、あなたと共にありたいと思っているわ。あなたの忠誠心好きよ。私を止めてくれてありがとう。最後に聞かせて。あなたの名前を。」

彼は言った。

「俺は涼宮夕日だ。君の名は」

「セイヌス・アリスよ。アリスと呼んで夕日。」

「ああ。よろしく。私のアリス。」

アリスは微笑み彼に靠れた。

二人は口付けをしながら空へと消えた。その瞬間、彼の世界はもとの世界に

もどり人々から彼の存在は消えた。

これが時空のすべての始まりである。


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時空乃香菜梅 【時空編】 つばき @tubaki0525

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