2 君の傍

伸ばした手/江咲佑


 俺の過去を知ってもなお、いつも変わらず傍に居て、苦しい時に欲しい言葉をくれる君。今は自信が持てなくて、差し伸べられた手すらも拒否してしまうのが心底怖くて堪らない。

 それでも俺は、やっぱり君のことが好きで。いつか離ればなれになってしまうのだとしても、最後の一瞬まで傍に居たい。

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切り抜き!-創作作品のSS短編集- 柊 奏汰 @kanata-h370

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