ぷらねたりゅうむ
白河清澄
ぷらねたりゅうむ
燃ゆるはつなつ昼にも星を望める天の帳があるという
しずかとひんやりは同義地球はすでに凍星かもしれず
たぶん寝るな、投影機ってばかでかい蟻みたいだよね、たぶん寝る
惑星とは彷徨う者でありわたくしもまた異星の旅人
公転周期二百年 二百年後に必ず会える金星でいて
星撫ぜる豊穣の女神の指先 水着の母 砂の熱かったこと
そら太陽系にも銀河系にもなりたくない系の星もおるわな
降りそそぐウソの奇跡はきれいで彗星に願った酔生夢死
まなうらのみでみるうつつといふいみで満天と夢とは繋がっていた
居眠る君のぽっかりと咲いた口のなかにこそ宇宙はひろがる
ぷらねたりゅうむ 白河清澄 @shirakiyo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ぷらねたりゅうむの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます