「文学賞の一次選考で何度も落とされる」という経験を詠んだ短歌を読んだ。酒を買って帰る夜、メイクも落とさず倒れ込む姿に、創作を続ける人なら誰もが感じる挫折感が重なる。特に「『文字書き』は死に『私』は生きる」という最後の歌に胸を打たれた。書くことで自分を殺し、生きるために書く矛盾を、短い言葉で見事に表現している。私もまた、何かを作り続ける中で味わう孤独を思い出した。
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