概要
君の笑顔が見られるなら、味なんてどうでもよかった。
アイスを選ぶたび、君の笑顔が見たくてフルーツ系を選んでいた。
本当は、ずっとバニラが好きだったのに──
最後に君が差し出してくれたその味は、
優しさと“気づいていたよ”の言葉だった。
好きな人と食べたアイスの思い出は、
涙よりも甘くて、少しだけしょっぱかった。
本当は、ずっとバニラが好きだったのに──
最後に君が差し出してくれたその味は、
優しさと“気づいていたよ”の言葉だった。
好きな人と食べたアイスの思い出は、
涙よりも甘くて、少しだけしょっぱかった。
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