仰ぎ見る赤の背へ
スノ|snowverse
仰ぎ見る赤の背へ
追いかけて 届かぬ背中 それなのに
焼きつくような あの赤い影
手を伸ばし 触れられなくて ただ見てた
遠い存在 それでも救い
好きじゃない 愛とも違う 焦がれても
言葉にできぬ 敬う想い
赤という 色をまとうと わかるのに
どうしてあなた こんなに眩しい
声ひとつ 響いただけで 立ち上がる
頑張ろうって それしかなかった
隣には いないはずだが その声が
「大丈夫だよ」 そう言っていた
あなたから 届いた魔法 きらめいて
わたしの言葉 魔法で返す
語られて 返す言葉は まだなくて
ただ胸の奥 熱くなるだけ
あなたらしさ 壊れぬように 願うだけ
このままでいて このまま光れ
仰ぎ見る その背はいつも 遠くても
胸のいちばん 近くにあるよ
仰ぎ見る赤の背へ スノ|snowverse @omochiyuki
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