概要
恋人にツノが生えた。恋人の名前が病名になる可能性が出てきた。
「綺麗なツノですね。」
レントゲンを撮ったあと、お医者さんはそう言った。
褒めているのかもしれないが、恋人はあんまり嬉しそうではなかった。
レントゲンを撮ったあと、お医者さんはそう言った。
褒めているのかもしれないが、恋人はあんまり嬉しそうではなかった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!恋人の頭にツノが生えた。こんなの前例ないし……一体どうなっちゃうの!?
コメディタッチで、楽しく読ませていただきました。
「濡れた髪の毛が肌にはりつく鬱陶しい感じ」など。よく観察された、読み手の五感に訴えかけてくるような描写も好きでした。
恋人のことを「ガキンチョ」と言いつつも、主人公の様々な言動からは愛情を感じました。「好奇の目に晒されるのが嫌だった」のところも薄情というより、主人公たちの普段からの関係性と、異常な事態に直面したことによる楽観的な反応なのだろうと思いました。
コメディタッチで、展開やキャラたちもあっさりしているからこそ、ラストが効果的に響きました。
思わず、主人公の問いやラストのその先について、想像を巡らせました。