もうあと少しで時代が変わるのだろうと感じました

AIを（一部）用いて作られていると宣言されている作品ですが、文体の本当に若干の機械感を除き言われないと正直全然分かりません。

セリフ部分は読みやすいWeb小説的な口語表現もされていて、ここまで丁寧に作られていると私のような凡百の読み専レベルでは見抜けません（見抜く必要もない）し、「好みのパターン」のお話なのでこれが大量生産されたら多分ずっと読んでしまうなと感じます。

youtubeにあるような立ち絵の延長線くらいの簡単アニメが付いて、地の文を聞きやすいAIボイスで、セリフ部分を感情的なアクターAIボイスで読み上げられたら電車の中でスマホで小説を読む事も減りそうです。そしてこれはもう2025年現在の技術だけでも実現出来てしまいます。

個人的には未来に非常に期待感を感じる作品でしたが、人によっては恐怖を感じるくらいの作品かもしれません。