色彩で紡ぐ生と死の物語、心に響く三首の短歌集
- ★★★ Excellent!!!
色の名前だけでこれほどまでに心が動かされるとは思わなかった。
黒と赤で病を、青の濃淡で絶望を、そして赤白黒で別れを歌う。
特に印象的だったのは、「深藍」までたどり着いた海の底の場面だ。
同じ「あお」でも、その深さによって全く違う感情が伝わってくる。
私もまた、色彩に込められた作者の想いに深く共感した。
色の名前だけでこれほどまでに心が動かされるとは思わなかった。
黒と赤で病を、青の濃淡で絶望を、そして赤白黒で別れを歌う。
特に印象的だったのは、「深藍」までたどり着いた海の底の場面だ。
同じ「あお」でも、その深さによって全く違う感情が伝わってくる。
私もまた、色彩に込められた作者の想いに深く共感した。