ニヒルな彼は予言の日に十九歳の誕生日を迎えた。 堕落けきった自室の中で「終わり」を期待もせず過ごしていると、来訪者がやってくる。 それは彼の心をここまで変化させたきっかけともなる人物で……・ 現実的で、冷めていて、希望なんてのには苦笑いを浮かべる。 それは分別のついた大人としての一面であろう。 ただ、思い返して欲しい。本当に最初からそうだったのか。「楽しい空想」から目を逸らし出したのは一体いつからなのか。「自分は大人だから」と思う人に読んでいただきたい一作。
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