第5話 夢と決意
『織田軍の大敗』
軍は壊滅。更には
「父のいる
「それはなりません。」
それを止めたのは家老の
「
「ッ…そうだな。すまない。取り乱した。」
「若様のお気持ちは分かります。私も同じ気持ちです。それにこれから冬支度もあります。
「その通りだ。直ちに被害者、そして家族を割り出す。男手がなくなった家庭にどの様な補填が必要か話し合うぞ。残りの家老も呼んできてもらえぬか?」
「はい。かしこまりました。」
それから次々と戦の詳しい内容が分かってきた。
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その日の夜。
吉法師は眠れないでいた。目を閉じると皆んなの事を考えてしまう。
(少し外に出ようか。)
気がつくと庭に立っていた。ここは
ーーーブンッ!ブンッ!
「若!!腰がはいっていませんぞ!」
「うるさいの!やってるではないか。」
ーーーブンッ!ブンッ!
「若!!また余計な事を考えてますね。」
「なぜ分かる?」
ーーーブンッ!ブンッ!
「将来若は、きっと織田家を大きくします。」
「今のままでよい。余計な戦が増えるわ。」
かつて交わした言葉が蘇る。
ーーーブンッ!ブンッ!
「なぜ…なぜ
そして吉法師は涙を流した。どこの世界も戦いばかり…。
「もう誰にも死んでほしくない…。大切な人が死ぬのは見たくない。」
「戦が好きな人なんていませんよ。金はかかるし、人は亡くなるし。」
「だったら戦なんて辞めればいいのに。」
「それなら若が作って下さい。相手が恐れるような織田家を…そしたら戦なんて仕掛けて来ませんよ。」
夜空に向かって決意を固める。
「「「だったら作る。戦の無い世の中を!!」」」
「皆んな…天から見ててくれ。私の事を……。それと…父上を救ってくれてありがとう。」
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これが吉法師、人生の分岐点となる十歳の出来事。
新たな思いを胸に秘め、織田信長と名を変えて。これから日ノ本を統一していくことになるのだが、まだ誰も知らない物語。
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異世界転生・信長物語 〜日ノ本に転生した元勇者〜 ★わくわく★ @wakuwaku0909
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