異世界転生しようとしたらチートキャラになってしまい、純粋培養ヒロインと共に国家の闇を暴かされた件

これは参りましたね……。
読み始めたキッカケは軽い気持ちだったんですよ……。

こんな怪物を掘り当てるつもりなんかなかったのに……。

とにかく凄すぎるので、下手に語って初見の衝撃を邪魔したくありません。

騙されたと思って読んでみてください。

絶対騙されます。

氷河期という不幸の世代に生まれ、金も名声も、愛すら手に入れられなかった俺。

選んだのは、「死の間際、脳に100年分の夢を刻みつけ、安楽死を迎える」という『最低自殺法』だ。
当然、むき出しの脳には記憶書き込み用の電極が直接装着されている。

だが、目覚めた先の神殿で待っていたのは、妙に既視感のある転生女神様と、喋るマスコットキャラだった。

「ここは、あなたがどんな人生を歩みたいかを最終確認するための控室です」

ここでいくつかの選択をし、「パラダイス」な異世界へと転生する。
確かに、パラダイスな生活を送れる、うまい仕掛けだ。

だが、俺にはずーっと疑問に思っていたことがあった。

「その人…続きを読む

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（255文字）