「あってもなくても良いものなら、あった方がいい」 この言葉がとにかく沁みました。 「詩」とはなんのために存在するか。「歌」はそれだけで意味があるけれど、「詩」は存在しなくても成立する。 でも、やっぱりあった方がいい。 これは「人間」にも言えることで、「自分はなんのために存在するか」とか考えるとキリがない。でも、「いてもいなくても同じなら、いた方がいい」と考えることはとても重要。ただそこに「いる」だけで、なんとなく良い、と感じられることもある。 そういう「ありのまま」が肯定されるような、素敵な作品でした。
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