【コミカル120%!!】
皆さんが良く知る👑ゲームを題材とした
別世界で、
ゲームを強制される参加者が
ユーモア炸裂してくる作品です(*´艸`*)
変わった作品であり、
このような作品が好きな方は、
はじめから、沼ります。(・∀・)
タイトルに ゲームとあるので、
テレビゲームを連想しがちですが、
テレビゲームではありません。
皆さまが良く知るゲームだと思います(*´ω`*)
人らしい一面で、
なんとか、ドタバタと切り抜けようと、
する所が、わたしは、
面白さをかき立てました(笑)(*´艸`*)
参加者がトランプのマークなのも、
わたしは好きな感じです✨️
読んだ後、この別世界に
落とされたいと思う人は、少ないと
思いますが、
落とされた方が何をしていくのかを
見たいと思う人は多いと思います。
そういう興味をこの作品では、
見ることができますので、
オススメです(*´艸`*)
以上、長文失礼しました(^^ゞ
志草ねなさんの『バカ共はゲーム世界でも愚かに争い、時に協力する』を拝読しました。本当にユニークで、読み始めてすぐに引き込まれました。
まず、この物語の最大の魅力は「キャラ同士の掛け合いの軽快さとテンポの良さ」にあると思います。大学のゲーム同好会に集う“バカ共”たちが、現実でも異世界でも全力で騒ぎ、喧嘩し、協力し合う様子は、とても微笑ましく、時にはお腹を抱えて笑いました。「王様ゲーム」への異世界転移というお約束の設定を逆手に取り、キャラ同士の性格とリアルな会話のズレや勘違いが絶妙なギャグになっています。
たとえば、飲み会の幹事決めのババ抜きで毎回負ける主人公・倉藤、強引で単純だけどどこか憎めない須部、何かと抜けていて自由奔放な大矢、狡猾そうでどこか優しい鳩野──個性の違う面々の「バカバカしさ」が物語を最後まで引っ張っています。中盤からは、王様ゲームの“ルールをハックしようとする”くだりや、命令に縛られる葛藤、食糧危機のサバイバルなど、意外とシリアスな展開も交えて飽きさせません。
特に印象的だったのは、「王様ゲーム」に隠された“メタな謎”に気づくシーンです。ただの理不尽な命令ゲームに見せかけて、実は“ルールの抜け穴”や“ゲームマスターの正体”というSFミステリ要素を潜ませ、読者も一緒に推理させられる面白さがありました。ラストの「不動の4番」というオチも洒落ていて、読後感が爽やかです。
また、ゲームの勝敗や上下関係にこだわる人間らしさや、「何も成長しないバカ共」の変わらなさにも妙なリアリティがあり、ユーモアの中にちょっとした人生観が滲んでいると感じました。
志草ねなさんの、会話劇の巧みさ、ギャグセンス、キャラ造形の妙味──どれも本当に素晴らしいです。過去に私の作品にも温かいレビューを二度も書いてくださった志草さんですが、今回改めて、その“読む人を笑顔にする筆力”に深く感服しました。
なんという迷惑な奴らを「召喚」してしまったのか……。
主人公となるのは四人。倉藤、須部、鳩野、大矢の大学生たち。その名の通り、トランプのクラブ、スペード、ハート、ダイヤにちなむ名前の持ち主たち。
ある時に異世界と思われる場所に転移させられ、「誰だ?」という謎の声に呼びかけられる。そこから謎のゲームに巻き込まれ、彼らの体には「王」、「1」、「2」、「3」という謎の字が出現することに。
そこから、「王様ゲーム」が始まります。
本作はいわゆる「デスゲームもの」とは違い、命の危険が「ルールによって」はもたらされることはありません。王様になった奴が「変な命令」をしない限り、平和にやり通すことも可能……なルールではあります。
だが、彼らはどうしようもなく「アホ」だった!
彼らはその考えの浅さにより、自らゲームの難易度を上げに行ってしまう。異世界のものなのによくわからない木の実とかを食べて体調を悪くしたり、王様になった途端に調子に乗って他の三人の顰蹙を買う奴が出たり。
普通に協力しろよ! 異世界なんだから! 何が起こるかわからないんだから!
だが、真の被害者は彼らではない。彼らが転移させられた世界では、ごく普通に生活をする「小人さん」たちの存在があった。
彼らはこの世界での平穏を得るため、小人さんたちの町へと突入する。そして、手段を選ばず家をぶっ壊すなどの迷惑行為を!
彼らがこの世界に呼ばれた理由。そして彼らを召喚した存在の正体。全ては謎に包まれている。
でも、なんでもいいからとにかく元の世界に戻してやって欲しい。小人さんたちがあまりにも不憫だから!
果たして、このバカどもの運命は!? 彼らは協力し合うことができるのか! そして、小人さんたちの平和は守られるのか!?
「無害なルール」&「有害な参加者」という新感覚で送られるゲーム小説。彼らのあまりのダメっぷりに読めば笑わずにはいられません!