掴もうとすると、指の隙間から溢れるもの

生を受けて
生きる 

価値とは何だろう

大切なものって
幸せって

そこにあるということ
死のすぐ隣りに


この詩を読んで、そんなことを思った。
きらきら透明で、けれども強いことばたち。
それはきっと、作者が生と死を真摯に見つめているからであろう。