お残しは許しません

 みんなが一度はお世話になるであろう給食に紛れ込んでいた恐ろしく執念深い呪い。それに手を出すほど追い詰められた彼女は、まさに被害者でありながら加害者になった人物と言えるでしょう。
 そして最後には新たな彼女が生まれ、再び呪いは蠢動する……。きっとこれからも、日本全国のどこかの学校で彼女の怨念は幾度も芽吹くことでしょう。

「先生。給食、残してもいいですか?」

その他のおすすめレビュー

鮎澤明公さんの他のおすすめレビュー3