これはドキュメンタリーなんです。
…すみませんでした。つい、自主企画で
怪談会をやるので、もし宜しければ…と
声をかけた。それも今となっては
どうだったのか…。
人気作家であり既に書籍も幾つか出す
深川氏に、つい日頃のノリで声を。
はい。作品はとても凄いものでした。
モキュメンタリー調で、まさに真夜中の
投稿には山程のフォロワーさんから
「大丈夫ですか?」「心配です…。」の
コメントが入り、臨場感たっぷりに
更新されて行ったんです…。
そこ迄は上手く行きました。怖い怪談を
ライブ感覚で愉しむという試み自体は
大成功だったと思うんですよ。
ただ、当の深川氏の身に起きていた事は
我々には全◾️◾️◾️◾️◾️、◾️◾️◾️
◾️◾️、◾️◾️◾️◾️◾️◾️。
◾️◾️◾️…!
◾️ ◾️◾️◾️ー!!
読み終えた後、ジャンルを確認してしまいました。
「これ、もしかして『エッセイ・ノンフィクション』の枠?」
そう思いたくなるような圧倒的リアリティ。モキュメンタリーとタグは付いてるけれど、それでもフィクションかどうか疑わしくなる内容に満ちていました。
(というか、後に聞いた話だと、本当の本当に『実話』らしいです……)
「ホラーモキュメンタリーを書いた後、作者の身に起こった変事」
ホラー映画などでも制作の際にはお祓いをする話は有名。
では、ホラー小説はどうなのか?
いかにもフィクションな世界観のホラーなら問題ない。でも、モキュメンタリーのようにリアルを第一にしている場合は話が違うかもしれない。
モキュメンタリーは流行していて、カクヨム内では人気ジャンル。そのため書くべき、書きたいという気持ちに駆られることは多々。
でも、忘れてはならない。魔を語れば魔が寄ってくるという法則があることを。
ホラー作家とは、どこまで安全が保証されているものなのか、もう一度改めて問い直してみるべきなのかもしれません。