俺は生きたい。幸せになりたいから。

Unknown

【本編】1454文字

 俺の本当の心の声を聞いたら、「生きたい。幸せになりたい」と叫んでいた。まるで慟哭のように、飢餓状態の兵士のように。あるいは産声を必死に上げる赤子のように。頭のおかしいパンクロッカーのように。


 俺は負けっぱなしの人生を送ってきた。失いっぱなしの人生を送ってきた。


 希死念慮のその先へ行くぞ!!!!! 絶望のその先にある景色を俺は観に行く。一緒に来てくれとは言わない。人生はそれぞれのペースがあるからな。ただ、俺は「今」なんだ。


 やっと臨戦態勢が整った。


 28年間も生きて、やっと俺は「オギャー!」と産声を上げた。


 精神病? 発達障害? メンヘラ? 頭がおかしい? 孤独? それらはもうどうでもいい。


 絶望するのにも飽きている。みんなもうわかってる。ただ進むだけだ。俺もあなたも。幸せになりたいという本能を捨てることがどうしてもできない。生きたいと魂が叫んでいる。


 俺は負けっぱなしでは終わらない。まだ俺の人生は始まってすらいない。


 断酒は50日を迎えた。


 YouTube活動を本格的に始めた。チャンネル名は【Unknownの断酒記録ch】


 4月から労働も始めた。何度も書いたが在宅ワークのB型作業所で時給300円で働いている。


 カクヨムもずっと続けていく。ただそこに在り続けるものとして、俺は機能したい。


 俺は全く満たされていない。幸せになりたい。


 俺は常に何かに飢えている。たぶん愛に飢えている。砂漠の中を俺は歩いている。砂漠のどこかにあるオアシスを探している。もしかしたら無いかもしれない。そんなものは。だけど俺は諦めが悪い。


 俺にはこの世の全てがどうでもよく思える。なのに、この世の全てを愛してみたい。


 そんな倒錯した感情がある。


 この世の全てに飽きている。なのに、この世の全てに期待している。


 俺は生きることをやめられない。だったら、幸せを目指して歩いていくしかないだろう。それが例えどんなに辛い道のりであったとしても。


 俺は、全く諦めていない。むしろ心が燃えている。


 敵は俺自身の弱さであったり、俺自身の甘えである。自分以外に敵は存在しない。他人の事は愛している。他人が俺を愛してくれるかは、その人の自由なので、俺にはコントロールできない。


 俺はメンタルの病気を抱えている。躁病と診断されている。だけどかなり鬱っぽくなってしまうときもある。どの自分が本当の自分なのか分からないけど、多分どの自分も本当の自分なのだろう。


 少なくとも今の自分は、やってやろうという気持ちが強い。だけど躁状態じゃない。静かに冷静に燃えている。


 断酒を一生続けていく。仕事も続ける。薬はちゃんと飲む。無理はし過ぎない。


 俺はただ、歩き続けていく。この先にどんな未来が待っているかなんて、この世の誰にも分からないのだから。


 俺は無言でタバコを吸いながら、この独りぼっちのアパートの中で産声を上げた。


 さあ行こうぜ!!!!!!!


 あまり期待はし過ぎずに。かと言って、あまり悲観もせずに。


 情熱の炎は冷静に燃やすべきだ。燃やしすぎると火事になるからな。心が火事にならない程度に燃えろ。心に青の炎を灯せ。明かりを灯せ。Everything With You。とっくの昔にボロボロになった手首は「まだ生きたい」と言っている。


 俺は伝説のロックスターになれない。俺は伝説の小説家になれない。


 でも俺はUnknownになることができる。


 Unknownはこの世に俺しかいない。


 そして、あなたはあなたしかいない。この世の誰もあなたになれない。それを絶望と捉えるか希望と捉えるかは、見る角度の問題でしかないです。








 おわり



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