第1話
夢を見た
悪夢だ
肺が凍りつくような冷たい空気
騒然とする人々
赤く染まっていく雪
喧しくなるサイレン
その状況にただ茫然とすることしかなかった
また、血の跡を隠すように雪が積もっていく
そこで目が覚めた
酷い夢だった
いまだにあの時のことを忘れられない
気持ちを落ち着かせるために座ってぼーっとする
冷静になり、時計を見るとあと15分ぐらいでお母さんが起きてくる
早く朝ごはんの準備をしないと
冷蔵庫の中を見るがやはりろくな物が入っていない
これを理由にして作らなかったら何をされるかはわからない
ある物だけで何とか作らないと…
数分後
ふぅ、なんとか作れた
これならなんとかなるかな
私が考え通りにお母さんが起きてきた
いつも通り
私を見て嫌そうなゴミを見るような顔をして舌打ちをする
1人分しかない椅子に座り、何も言わないで私が作った朝食を食べ始めた
もちろん、私の分なんてない
お母さんが食べ残した物と冷蔵庫にあるゴミみたいな物を食べるのだ
私が人並みの物を食べるとお母さんが怒るからだ
しばらくすると、食べ終わったのか何処かに出かけいそうとしている
どうせ、また朝から夜まで遊ぶつもりだろう
お母さんが出かけたので私もご飯を食べることにした
今日はお母さんが残した物といたんだ野菜だ
あまり美味しくはないが胃に入れる
そこで学校に行く時間だと気づき
準備をする
しわしわでぼろぼろの制服を着て
汚い鞄に所々切り裂かれた教科書を入れる
そして、戸締りをちゃんとし学校に向かった
______________
主人公は子供が石を蹴って遊ぶように学校などでいじめられています
あと更新遅くなってすいません
私にとっての地獄は誰かにとっての娯楽 \Xx0o0xX/ @mekiti
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。私にとっての地獄は誰かにとっての娯楽の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます