第4話 お、お母さん。ぜったい見つけてみせる!
「と、隣町の都ォ(ですか)!?」
かおる子とかおりは同時に言います。
「ねぇ、かおり姉さん。け、敬語をヤ、ヤメテモイイデスカ…??」
なんと、今、かおる子が敬語を辞めると言いました。これには香りもびっくり、、!!実はかおる子は他人の母親を一生懸命探してくれるかおりに、自分もかおりの願いを叶えてあげないと!と思ったそうです。そして、かおりは…
「うん!!もちろん(^-^)!!」 一気に楽しい旅になった。と、かおる子とかおりは思うのでした。
で、本題に戻ります。
「で、かおり姉さん、、、と、隣町の都って、ドンくらいかかりますかね…」
かおりが答える。
「うーん。太陽が3回沈んで登ったくらいかな、お爺様に会いに行った時、そうだったから、、、。」
み、三日!!? とんでもない時間が過ぎてゆきますね…。それよりも、お金の問題では…!?
「あ、あのぉ…」かおりが家屋の店主に聞きます。
「と、隣町の都まで、、ど、どこくらいのお金で…??」
すると店主が答えます。
「4貫で足りるかどうか…。」 4貫、つまり現代の日本で言うと500万円くらいの価値ですね
「四、4貫!?」流石のかおりもびっくり、!もちろんそれ以上にかおる子が驚きです。
「お母様、、貧乏だったから、私を捨てたのかと思ったら、、お金、あったんですね…。じゃあ、なんで、なんで(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)」 かおる子の目から涙が溢れています。かおりは必死に慰め、言います。
「だ、だいじょぶ、必ずお母さん、見つけてあげるから!保証するよ。うん!!」
そこまで行ってしまっては大プレッシャーなのでは…。
かおる子たちが、かおりのお母さんとお父さんに、そのお金のことを相談しています。
(こっからは会話続きです)
「お、お母様方、かおる子の、あ、いやかおる子ちゃんのお母様を探しに旅に出たいのですが…」
「それはいい案だな」
「ですが、かおる子のお母様は隣の都にお住いになっておりまして、その、交通費っていうの?が、4貫も掛かるんです。。。」
「その交通費は、私たちが出そう」
「ょ、良いのですか!?」
「あぁ、いいよな、お雪(かおりの母)」
「えぇ。」
「あ、ありがとうございます。」
「お義父様。お義母様。感謝します。」
「いやいや。」
「よっしゃー!!!!!!かおる子のお母様、絶対見つけたるぅぅぅぅう!!!!」
「はい、!!」
1000年の時を経て 梨里 @hashi_rio
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