第3話 お母さん探しが始まる
「早速どう手がかりを探すかぁ。」
そう首を傾げているのはかおり。かおるこのお母さん探しで、1番気合いが入っているのは、誰だと思います?そうかおりなのです!
かおる子はいいます。
「あの…。私の住んでいたところとか、私の元の苗字とかで探せば…?」
「なっるほどっ!かおる子ちゃん天才!ま、まぁ私は初めから思いついていたけど?(嘘)」
「よぉし!さっがすぞぉ!」
かおりはやる気満々。それにかおる子は、少し、かおりのことが不安そう。
まず、外に出たかおる子とかおりは、家屋(現代で言う不動産屋)に向かいます。
向かっている間にふとかおりが言います。
「ねぇねぇ。かおる子ちゃんって前の苗字何?」
それにかおる子は自慢げにいいます。
「えっへん!私の前の名前は管原 かおる子ですわよ〜!」
「えっ!超高貴な苗字じゃん!」
何故か苗字トークで盛りあがっていますねw
そこでかおりがもうひとつ疑問を持ちます。
「かおる子ちゃんのお母さんってなんて言う名前?」
「あっ、それはですね。」
いつもの敬語に戻ってしまいました。
「それはですね、。、、、、、、っふぅ。 お母さんの名前は、菅原 いおりです。」
なんかながあったような気が。?
さぁ、家屋に着きました。かおりがひょこっと顔を出し、
「すみません。管原 いおりさんのおうちってどこですか?」
そこで店主が答えます。
「それがなぁ、ご引っ越しされたようでなぁ。もうしの家には住んでいないんじゃよ。」
えっ!? 2人ともびっくり! 半年前からもう引っ越しているなんてー。
かおりとかおる子はガックリ。でもその顔を見た店主が、
「そういや、いおりさん。この前隣町の都に住んでますって言ってたぞぉ。」
ぴっこんときたかおり。かおる子に話します。
「ゴニョゴニョ……………。」
「なっ、なるほど。」
「じゃあ行きますか!」 「はいっ!」 「がんばろーーー!」
「えいっえいっおぉー!」
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