こちらは、「青春胸きゅんストーリーを書く」という自主企画参加作品となります。
読者の期待にしっかり応えて、こちらの作品は「青春胸きゅんストーリー」となっておりますが、僕はそれ以上のものを感じました。
僕は思います。大人になって幾つもの恋を潜り抜けたら、恋というものをより深く考え感じる事が出来ると思います。経験を重ねる事により、様々な発見をし、様々な理解をし、様々な想いを味わい、成長した心はきっとより深い部分を知るのだと思います。
だけど、それだけが恋じゃないんです。
まだ不器用で何もわからなかった時、視線をかわす事、話しかける事、それすら躊躇するほど、あまりに未熟だった時、そんな恋に目覚めたばかりの時、僕らは「全部」で恋をしていたと思うんです。
自分が持てる全部で、大好きな女の子の事を思って、もう情けないくらいいっぱいいっぱいで、でも真っ直ぐでピュアでたまらない「全部」で大好きだった思うんです。
僕はこちらの物語が、「青春胸きゅんストーリー」だけじゃないストーリーの展開により、真っ直ぐでピュアでたまらない「全部」で大好きな心が、恋を越えてもっと大切な事を訴えている気がしました。
お勧め致します。
この不器用で未熟でいっぱいいっぱいな恋が、真っ直ぐでピュアでたまらない「全部」で大好きって突き動かされる姿、キュンはもちろんの事、もう感動しちゃうと思います。
皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)