概要
飲んだくれ親父と捨て猫『ねこ』のちょっと切ない物語
家族の絆を引き裂いた交通事故。父親は最愛の妻と自分の手足の自由を奪われる。そこから父親の日常は一変、毎日酒に溺れる生活が始まる。そんな中、父親は一匹の捨て猫を拾って帰った。
吾輩は『ねこ』である。そう、吾輩の名前は『ねこ』なんだ。吾輩の視点から物語は進んでいく・・・
吾輩は『ねこ』である。そう、吾輩の名前は『ねこ』なんだ。吾輩の視点から物語は進んでいく・・・
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!多くの人に読んでほしいですね。後悔はさせませんから。
感動しました。
親父、親父、バカ親父。
読んでいる間、何度も叫んでしまいました。
動物と駄目親父はずるいって……。
主人公は、「ねこ」と名付けられた、そのー……猫です。
人間の名前に「にんげん」と付けられるようなものですな。
そんなことはともかく、
拾われた家が少し複雑でした。
奥さんを、事故で失い、自分もほぼ半身を失った親父。
そして、彼氏について行って家を出るか悩んでいる娘。
親父を見限り、さっさと出て行った息子。
親父は妻と、満足な五体を失った代わりに金を得たので、一日中飲んだくれています。
……まあ、そんな駄目さ具合にも、ちゃんとした(?)理由があったわけです…続きを読む