これは”未来の記録”そのものかもしれない
- ★★★ Excellent!!!
小説には色んな役目があると思う。
楽しんだり悲しんだり感動したり。
ただ、今の社会の問題点と、それによる近未来への警鐘。
それもまた、小説の大切な役割だと思います。
この作品はまさにそれ。
カクヨムには色んなジャンルがありますけど、もし『未来への警鐘部門』というのがあれば、ダントツでNo.1です!
異国に”静かに侵略”された日本をモチーフにした舞台で、主人公は拐われた妹を奪還する為にレジスタンスに入り戦ってゆく。
拐われた理由も奪還する理由も、決して他人事ではありません。
いつ本当に起こってもおかしくない。
この作品がカクヨムから流行り、この国の意識を変える一助になることを、願わずにはいられません。
今だからこそ、必読の物語です!