第2話

自由主義陣営の武器工場として再生した日本。日本は自由主義陣営に特に台湾やasean諸国、ロシアからの武器依存を問題視したインドなどへ武器を輸出し国際収支が回復した。

隣国、特に北朝鮮や中国、ロシアに対するパワーバランスを取る意味で防衛力増強を推進。長時間の運用を前提とした原子力潜水艦、空母の配備を進め一個打撃群並の戦力が既存の編成に加わることとなった。

海上の標的に長距離から攻撃できるミサイルと運用拠点の整備を進めるとともに、無人航行船とドローンの組み合わせによる索敵網の構築も進んだ。

耐ECMの対策もガバメントクラウドがあるようなデータセンターでされつつある。

地上・海上・空中・宇宙をまたぐ全領域センサー融合、非対称戦・ステルス・サイバー戦に対抗可能な多層検知能力、AIによる即時脅威評価・要撃判断が組み合わさった統合国土防衛センシングシステムが構築され数年が経過している。

核弾頭を宇宙空間に射出したネットで回収し核弾頭を地球圏外に誘導するシステムも本格的に実証されつつあり日本の防衛体制は完成されつつあった。


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列島線燃ゆ @takahirohorii12

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