虐待サバイバーがどのような人生を送るのか資料があったので調べてみた。
親も虐待サバイバーだったりすることがあり、家族で連携するということはあまりない。発達特性がもとで経済環境が厳しく、自己開示する能力が育てられていないため他者と関係性を深めることに困難がある場合がある。
親から加害されたことがフラッシュバックし性的倒錯に陥ることもある。避妊の知識がないかそれを実行する知的水準がない場合は性病の感染や予期せぬ妊娠によって負担を被ることになることがある。
男性の場合は犯罪に加担したり巻き込まれるリスクが増える。
教育虐待の場合は実態が分かりづらいため表面的には何一つ問題がないように見えるが、買い物依存や性的な依存、自己決定能力の不足、それらによって自分に不利な状況を回避しづらくなるなどのことがある。
しつけは結局子供の自己コントロール能力を養成するためにある。親の都合のためにあるわけではない。子供が精神的に自立する、それによって人生を構築する支援をするために親が存在するのであって親は主役ではない。