一章 余談

 本編とは無関係の話。

 ネタバレも含む。


 ども、作者す。

 幾つかの余談をしにきました。はい。


 一応賞レースに出す作品なので、後半部分(予定では四章〜六章だったが、恐らくは三章〜四章までの間になったため、どのどちらか)は未公開です。

 放ったらかしの伏線や話はこちらでお話しつつ、小話も交えます。


 おさらいついでに、まず、設定面での面倒事を幾つかお話しします。

 公開されている段階では、現時点では空島には影人が居て、それは影の力で構成されていて、そして影の力は特異と呼ばれる力と打ち消し合う……といった内容です。

 細かく説明してませんが、要は魔力の拡張版です。魔力を中性とすると、酸性(塩基性)の特異、塩基性(酸性)の影の力といった風になっています。

 とはいえ完全な対ではないです。影の力は黒いですが、特異は何色にもなれます。

 この部分に整合性のある説明が思いつかず、非常に都合が悪い設定というのはここだけの話です。

 さて、舞台となっている空島ですが、空島にはご存知の通り魔力が充満しております。

 本編では、三次元上の物体(要は空気、水、物など)に干渉されない存在……つまり、重力やら公転軌道やらにも干渉されない存在なわけですが、この後半部分は特に、魔力で充満しているという説明と相反しております。

 後日二章公開時に説明されているかと思いますが、先んじて解説するならば、空島の結界が魔力が溢れるのを抑えています。

 魔力は魔力同士で干渉できるので、という説明です。ついでに裂け目と繋がっているので、魔力の濃度も決まっています。

 結界関連に関しては、文章ごと後日添削する時に移動する場合があるので、ここが意味わかんない方はすみません。

 魔力関連の突き詰めた設定は、特異―魔力―影の力間で矛盾なく解決できるようにしたいと思っていますが、これに関しては全くもって文量を嵩むだけの愚行です。だけども世界観説明の段階で相当割を食っていることからして、賞レースに出すべき作品とは思えないのが実情です。


 近年は文といっても、地の文よりも会話文が重要視されています。トレンドに全く乗っていませんので、マジで公開されている一章が突如消えたりするかもしれません。(というか一回三章あたりまで書いて没った)

 文体は基本的には漢字ばっか。敢えてです。あと、擬音はなんか緊張感なくなるのでやってません。好みっすね。

 というか戦闘シーンをカンッ、ガキィとかで済ませるのが苦手なので、つったない戦闘シーンをなんとか書いております。

 ついでに、〇〇するのが嫌だ、〇〇するのが、という「のが」を使う言葉が割と嫌いです。

 カクヨム読者のボリュームゾーンを優先させる時は全く意識しませんが。ははは。


 んでもってヒロインの名前すら分かんねえ始末です。こいつ、白月光(しろつきひかる)です。しらつきちゃいます。

 なんか月のくせに太陽ムーブしてて作者としてもクソドン引きしてます。月感なくて困ってますね。

 最低でも月並みの可愛さが欲しいのでなんとか描けたらいいなと。

 元はこいつの他にレティー(副社長)って説明って公開してなかったよな。副社長。名前はレティー。下の名前は教えてくれません。空島人です。

 ついでに白月も空島人ですが名前は普通に和名とかいう。これには説明がありますが一旦棚に上げます。

 副社長は銀髪ピンクインナーのOL系クールキャラです。ついでに二巻以降では裏切り者として活躍させる予定ですが今回ではサブキャラとして登場。端的に言えば主人公を白月と近づけさせるためだけの役割です。退職した主人公に爆弾残してく鬼畜。立場もほぼ曖昧で、副社長というのは二巻以降に判明させますのでただの上司でしかないです。名前も出てくるか出てこないか定かじゃないし。

 社長は会社にいません。

 あとは元は風嵐風凪っていうサブのヒロインもいたんですが長くなるだけなんでやめました。少し前までこいつの活躍する二巻の為だけに(一巻の段階で伏線張っておこうかなって)カクテル言葉調べてたんですがね。

 さて棚から下ろして。

 名前は基本的に、和名若しくは元の名前のどちらか、あるいはどちらも保持することができます。

 空島に住む人間は時代の変化につれ半分以上は和名に変更されています。また、通貨も空島特有の金銀銅貨じゃなくて、日本円も可です。物価関連は割とぼかしてます。

 公用語も日本語と空島語ですが、空島語はあんまり使われてないという設定。

 あとどうせ解説しきれないのでついでに出しちゃいますが、盗賊のキャラについても供養しておきます。

 敵組織である十人の勇者パーティーは、勇者をリーダーにしていますが、サブリーダーとよべる人が三人。盗賊はそのうちの一人です。

 最古参の相棒であり、勇者の良き理解者。男(重要)の猫の獣人(重要)。もう一つの空島で優雅に暮らしているあの存在に平伏し、勇者を人質にされて悪の道にもう一度転げ落ちてしまった奴。

 他はちょっと(魔力のみの)未来視ができる無性別の天使と、時間を操る聖女。

 名前はジブ。GIBで、JIBじゃないです。イギリスの方のもう一つの空島と、空島語の読み方に関連して英語の名前にしてあります。詳しくは語られるのかなぁ……?

 凹字楔とか去勢された雄猫という意味らしいです。

 楔がなくなったら組織は崩壊する、とかそれらしい理由付けで一件落着ムードも出せるし、言葉遊びで曇らせ脳破壊パーリピーポー脳汁ドバドバおクスリキメキメFOOできるのでこの名前にしました。

 盗賊→シーフ→ジブ。空島語は伸ばし棒がなく、濁音のつく単語は名詞にしか使われないという性質をもつ。まあこんな感じです。二章か三章にあるかもしれませんが、わからないので先に言っておきます。


 二章では起承転結の承部分の話で、ヒロインといちゃついて、連続失踪事件(盗賊が犯人のレティーの一大危機)を掘ったりするだけなんで、割と期待せず待ってて下さい。

 最後に大きな話を一つ。

 特保隊(レティーの事務所内にいる特異を持ってる人達の集まり)は二巻以降の内容なのでどう足掻いても一巻二章までの段階では出てきませんが、白月は二巻でそこに加入します。

 んで、主人公の怪我を直してくれてるのはそこの指揮であるレティー副社長です。こいつは回復の特異を持っています。

 あとついでにそれを隠してます。車運転してるやつから急にランクアップしました。

 マジでめちゃくちゃ悩んだ上でこいつの事はサブキャラとして最低限に済ませてます。意味深な発言はさせられないし。

 風嵐あと一人か二人の特保と共々後で裏切る予定なんですが、そこまで話が続かない。

 この作品が一次選考を通過してくれることを願います。(多分無理だろうが)

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灰恢恢 作者(ツクリモン) @volans

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