主人公はただの人々。一味違う、AIアンドロイドSF

AIアンドロイド「ひまり」停止の謎を追い、再起動するまでの科学者たちの話。

話数にしては登場人物がやや多めなのと、外交官が絡む必要があったのかは分かりませんが、AIアンドロイドの再起動に係るまでの手法の試行錯誤と、科学者たちの信頼関係に加え、結末がよかったと思います。

あと、「アンドロイド自身を主人公にしていない」というのも、私が読んだ作品の中では、新規性があっておもしろかったです。

2時間ものの映画にちょうどよい感じの収まり感が秀逸でした。

その他のおすすめレビュー

江野ふう@ヨムはカクヨムコン参加作品優先さんの他のおすすめレビュー862