将軍と皇女の乱心7

 六人の淫らな乱舞が交錯し、埃っぽい天幕が汗と蜜に満ちていく。狭い空間に熱気がこもり、壁にまで汗が染み込んで湿った匂いが漂う。床には滴り落ちた蜜が染みを広げ、六人の体から溢れる熱と欲望が混じり合い、淫靡な空気が渦を巻く。乱れた布衣や裙が散らばり、灯りの揺らめきが汗に濡れた肌を照らし、影が妖しく揺れる。


 張麗華の低いうめきが響き渡り、天幕の隅々にまでその深い響きが染み渡る。彼女の喉から漏れる抑えた声が、熱気の中で重たく反響し、汗と蜜に濡れた空気を震わせる。周勃との激しい絡みで彼女の逞しい体が汗に濡れ、戦場で鍛えた筋肉が汗に光り、布衣が剥がれた肌が熱を帯びて赤く染まる。


 周勃の手が彼女の乳房を鷲づかみにし、硬くなった乳首を執拗に転がすと、張麗華が「んぁっ…周勃、てめえ…!」と唸りつつも腰を突き上げる。屹立した男のあそこが彼女の秘めやかな場所に深く突き刺さり、絡みつきが締め付けると、蜜が溢れて結合部から滴り落ち、汗と混じって床に染みを広げる。周勃の唇が張麗華の首筋に吸い付き、汗ばんだ肌をそっと味わうと、彼女の強靭な体が震え、低い喘ぎが天幕に響く。


 虞蘭は孫琴との濃密な抱擁で二人の小さな体が震え、小柄な戦士の細い腕が互いを求め合い、熱い吐息が絡み合う。彼女たちの汗ばんだ肌が触れ合い、戦場で鍛えた小さな体が欲望に震え、互いの鼓動が響き合って天幕を満たす。虞蘭の鋭い瞳が孫琴を見つめ、汗に濡れた肌が触れ合うたび、震えが二人を包む。


 彼女の指が孫琴の密かな部分に滑り込み、濡れた秘めやかな場所を優しく抉ると、孫琴が「ぁあっ…虞蘭、お前までかっちゃ!」と愛らしい嬌声で叫び、幼さの残る体が反応する。虞蘭の唇が孫琴の胸にそっと触れ、硬い乳首を舌で転がすと、孫琴の背が弓なりに反り、「んぁっ…こりゃやばいっちゃ!」と喘ぎ、蜜が溢れて内ももを濡らす。


 秦瑛の切なげな叫びが響き、気品ある元皇女の声が淫らな宴に混じり、天幕の熱気をさらに濃密にする。彼女の喉から溢れる声は、気高さを保ちつつも切なさに震え、欲望に屈する響きが空間を支配する。韓信との秘事に彼女の気品が乱れ、薄絹の衣が剥がれて白い肌が露わになる。韓信の厚い胸板が秦瑛を覆い、屹立した男のあそこが彼女の秘めやかな場所を激しく突き上げると、絡みつきが締め付け、秦瑛が「ぁあっ…韓信、皇女の私を…!」と喘ぐ。汗と蜜が交じり合い、結合部から溢れる汁が床に飛び散る。韓信の荒々しい吐息が彼女の肌に吹きかかり、唇が首筋に吸い付くと、秦瑛の体が震え、切なげな叫びが天幕を支配する。


 だが、狡猾な周勃は新たな組み合わせを思いつき、頭の中で策略を巡らせながら次の欲望の標的を定める。その狡猾な知恵が欲望に新たな火を灯し、彼の穏やかな笑みが淫靡な空気に不気味な彩りを加える。彼の瞳が乱舞の中を泳ぎ、貴公子らしい落ち着きと狡猾さが混じり合い、次の獲物を探し出す。周勃が秦瑛に目を向け、鋭い視線が元皇女の白い肌を捉える。


「将軍と副官と軍師をいただいたから、次は元皇女のお前だ」と笑い、韓信に跨る秦瑛を力強く引き寄せる。周勃の細い手が秦瑛の腕をそっと掴み、韓信から引き剥がすと、彼女の体が周勃に預けられる。秦瑛が「周勃…私を…!何!?」と喘ぎ、気品ある声に驚きと熱が混じる。周勃の男のあそこが彼女の秘めやかな場所に押し込まれると、絡みつきが締め付け、蜜が溢れて床に染みを広げる。秦瑛が「ぁあっ…周勃、貴公子らしい技だ…!」と叫び、周勃の唇が彼女の首筋をそっと味わい、細い腰をそっと掴んで突き上げると、彼女の体が弓なりに反る。


 一方、韓信が虞蘭に近づき、怒りに燃える目で彼女を見つめ、その鋭い視線が彼女の心を貫く。戦場で幾度も死線を共にした信頼が裏切りに変わり、彼の瞳に宿る怒りが天幕の空気を重くする。汗と血にまみれた顔に怒りが滲み、韓信の胸が煮えくり返る。


「お前、俺を裏切ったな」と低く唸り、声に戦場のような威圧感が宿り、虞蘭に迫る。韓信の厚い手が虞蘭の肩をそっと掴み、力任せに床に押し倒すと、埃が舞い上がり、虞蘭の布衣が床に擦れて軋む音が響く。虞蘭が「韓信、てめえ…!俺を責める気か!」と鋭く睨み返すが、韓信の逞しい体が覆いかぶさる。屹立した男のあそこが虞蘭の秘めやかな場所に突き刺さると、絡みつきが締め付け、虞蘭が「んぁっ…韓信、やっぱりお前だ…!」と喘ぐ。韓信の手が引き締まった尻を鷲づかみにし、激しく突き上げると、蜜が溢れて内ももを濡らし、鋭い喘ぎが響き渡る。


 韓信の唇が虞蘭の首筋に吸い付き、汗と戦塵の匂いが混じる肌をそっと味わうと、虞蘭が「ぁっ…責めるならやめろ…!」と抗うが、体が反応し、秘めやかな場所が締まる。韓信の指が彼女の乳房にそっと触れ、硬い乳首を摘んで捻ると、虞蘭の背が反り、「んぁっ…韓信、そこやばい…!」と叫ぶ。「裏切ったお前を許さねえ…でも、お前は俺の虞蘭だ」と韓信が呟き、唇を胸にそっと触れ、乳首を舌で転がす。


 虞蘭が「ぁうっ…優しいじゃねえか…!」と喘ぎ、指が韓信の背に爪を立てる。韓信の指が密かな部分に滑り込み、秘めやかな場所を二本で抉ると、虞蘭の腰が跳ね上がり、「んぁっ…こりゃたまらねえ…!」と叫ぶ。韓信の唇が腹にそっと触れ、秘めやかな場所に口をつけてあそこの先端部分を舐め上げると、虞蘭が「ぁああっ…何だこの気持ち…!」と太ももで頭を絡みつける。


 その隙に、あぶれていた張麗華が孫琴に目を向ける。「副官の体も悪くねえな」と低く笑い、孫琴に近づく。孫琴が「何!?張麗華、お前までかっちゃ!」と喚くが、張麗華の厚い手が細い腕をそっと掴み、白い肌を露わにすると、乳房を鷲づかみにし、「んぁっ…強すぎるっちゃ…!」と喘ぐ。張麗華の指が孫琴の密かな部分に滑り込み、秘めやかな場所を力強く抉ると、孫琴が「ぁあっ…韓信より激しいっちゃ!」と叫び、床に押し倒される。張麗華の男のあそこが屹立し、孫琴の秘めやかな場所に突き刺さると、絡みつきが締め付け、「副官も意外と締まるじゃねえか」と笑う。汗と蜜が交錯し、孫琴の愛らしい嬌声が響き渡る。


 天幕の隅で二人のやり取りを見ていた孫琴が這って戻り、長い付き合いの絆が彼女を突き動かし、韓信と虞蘭の間に再び割り込む決意を固める。彼女の白い肌が汗に濡れ、幼さの残る体が這う姿が灯りに映り、乱れた裙が床に擦れる音が響く。「何だっちゃ!お前らだけで盛り上がって…私も仲間だっちゃ!」と喚き、熱と欲望に満ちた声が天幕に響き渡り、仲間への深い想いが溢れ出す。


 孫琴の白い肌が韓信の厚い胸に押し付けられ、手が男のあそこをそっと掴んで秘めやかな場所に導くと、「んっ…見捨てねえでくれっちゃ!」と喘ぐ。韓信の手が孫琴の丸い尻を鷲づかみにし、虞蘭を慈しみつつ孫琴を突き上げると、孫琴が「ぁあっ…虞蘭と一緒なら最高だっちゃ!」と叫ぶ。虞蘭の指が孫琴の密かな部分に滑り込み、秘めやかな場所を抉ると、孫琴が「んぁっ…虞蘭、お前まで…やばいっちゃ!」と喘ぎ、三人の汗と蜜が交錯する。


 韓信が「虞蘭も孫琴も…俺の大事な仲間だ」と呟き、その声に戦場での絆と裏切りの痛みが混じる。二人を交互に突き上げ、深い愛情と怒りが交錯する動きで彼らの体を包み込む。虞蘭が「韓信、お前…張麗華とやったこと忘れねえからな!」と責めつつ目を潤ませ、孫琴が「三人で絆が一番だっちゃ!」と笑う。韓信の厚い手が二人を包み込み、虞蘭の秘めやかな場所を抉り、孫琴の乳房を揉みしだくと、虞蘭が「ぁあっ…お前しかいねえ…!」と鋭く喘ぎ、孫琴が「んぁっ…幸せだっちゃ!」と喚く。三人の熱と愛が溶け合い、淫らな響きが夜が果てるまで続く。


 張麗華が周勃に絡みつき、彼女の逞しい体が汗に濡れて彼を求め、欲望に満ちた低いうめきが天幕に響く。「てめえ、次はお前が俺を満足させろ」と低く唸り、強靭な腕が周勃を捕らえ、熱い吐息が彼の耳に吹きかかる。周勃の男のあそこが張麗華の秘めやかな場所に再び突き刺さると、彼女の体が震え、「んぁっ…貴公子、やるじゃねえか!」と喘ぐ。秦瑛が韓信に戻り、「皇女の私を捨てる気か!」と叫び、気品ある声に執着と切なさが混じる。韓信の男のあそこを秘めやかな場所に導くと、「ぁあっ…韓信、やっぱりお前だ…!」と喘ぐ。六人の欲望が交錯し、天幕は汗と蜜に満ちた淫靡な戦場と化した。



◯韓信(かんしん、Han Xin)

漢の将軍。29歳。楚漢戦争で項羽軍と交戦中。


◯虞蘭(ぐらん、Yu Lan)

韓信の同僚の女将軍。27歳(韓信の2歳年下)。項羽の愛姫・虞美人(虞姫)の妹であることを隠している。虞美人は28歳で1歳違い。元楚軍の副将軍だったが、漢に捕縛され、劉邦の人柄に惚れて服属。項羽軍と戦うが、姉を心配する。韓信に惚れて肉体関係を持つ。副官として孫琴を従える。


◯孫琴(そんきん、Sun Qin)

虞蘭の副官兼軍師。23歳前後。軍略に詳しく、孫子(孫武)の末裔。虞蘭の戦術を補佐し、楚漢戦争で知恵を振るう。韓信を兄貴分、虞蘭を姉のように慕う。


◯張麗華(ちょうれいか、Zhang Li Hua)

漢軍の有力将軍。32歳(韓信の3歳年上)。韓信の上司で、男装の麗人。女性であることを隠し、戦場で実績を重ねる。韓信を認めつつ競い合う。


◯周勃(しゅうぼつ、Zhou Bo)

漢の将軍。33歳。劉邦配下で項羽軍と交戦し、垓下の戦いに参加。韓信のライバルで、貴公子風の落ち着いた態度が特徴。


◯秦瑛(しんえい、Qin Ying)

滅亡した秦の皇女。22歳前後。秦の滅亡後、劉邦の宮廷に迎えられる。非常な美貌で、劉邦の正妻・呂雉(呂后)に警戒され、女好きの劉邦から呂雉の配慮で距離を置かれるため「男旱(ひでり)」。韓信に当初反発するが、次第に恋心を抱く。

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漢の将軍と辺境の娘(古代~近世官能シリーズ④) ✿モンテ✣クリスト✿ @Sri_Lanka

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