子ども達とアンドロイドに教えられる、どう自分と向き合うかということ。

感情の起伏がまだ乏しいセラピー用のAI搭載アンドロイドの美亜。

様々な問題を抱える子どもたちが、美亜と過ごすことによって自分や周りと向き合っていくことになる。

最後に変えられたのは、子どもたちだったのか美亜だったのか――。

29,610文字という短い作品の中で話をまとめ、学校という舞台の為に登場人物も多い中で大変まとまっていて読みやすい作品だと思います!


児童書編集者主催の「人工知能×青春小説」大募集!という公式さんの自主企画に向けた作品で、あまり長い作品は苦手だな、SFっぽいお話は苦手だな、という学生さんにも学園モノという括りなのでとっつきやすいのではないでしょうか。
SF系が苦手な私ですがサクサク読めて最後は感動できました!

是非おすすめです!

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