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概要
「っていうか何なんです? この文章」
放課後の文芸部は、いつも通り僕と先輩の二人きり。だけど、今日は珍しくノートパソコンが開かれていた。僕も先輩も執筆は紙派なので、コイツは|専《もっぱ》ら先輩のネットサーフィン用だ。また変なところをクリックしなければいいけど、と僕の心配をよそに拙いタッチタイピングでカタカタと何やら作業していた先輩が、僕に意見を求めてきたのはつい先程のことだった。
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