鏡ノ世界
蠱毒 暦
無題 友情と愛情は全てに勝る
——あの夢を見たのは、これで9回目だった。
バタバタ…ガラガラガラ…
「なあ、レルー!」
「…
「話が早くて助かる!!流石は、親友!!!」
「はぁ…昼休み、もう終わるぞ?俺は授業中に野郎と手紙を回す趣味はない。」
「朝菜さんが、今度こそ…僕の告白に対して、返事をしてくれそうなんだ。」
「へー。」
レルーはため息をついて、机に突っ伏した。
「懲りないなぁお前は。それ…何度目だよ。」
「高校に入って159回目…幼稚園から数えると1075回目になる。で、レルー…早速だけど、放課後、船と潜水服を用意してくれないか?ちょっと、バミューダトライアングルに用があるから。」
「朝のニュースでやってた、海底遺跡の話か。噂では古代文明が残した、身につけると、世界を手に入れられるとされている首飾り…『Δ・フローズン』があるとか…ああ、そういう。」
レルーは僅かに顔を上げた。
「それを今日中に朝菜さんに渡せば、僕の告白に答えてくれるってさ!!」
「成程…源平合戦の末に、海底に沈んだ『草薙の剣』に『徳川埋蔵金』、生前ツタンカーメンが愛用していたとされる『黄金の耳かき』…ギルガメッシュ叙事詩で出て来る『蛇の抜け殻』と来て、次は『Δ・フローズン』か。見つけてしまうお前も大概だが、彼女はかぐや姫か何かかな?」
「いや、違うよ。直接会った事もないかぐや姫なんかよりも、朝菜さんの方が愛らしくて、僕は好きなんだ。だから…」
沈黙…僕はレルーを説得する為に、あれこれと考えていると、右手を差し出された。
「ランレンバーグ家の長男である俺を、ここまで顎で使う人間はお前くらいだよ。」
「…う。」
「だが…お前といると、家の意向を無視し、この高校に通った甲斐があった…と思えるくらいに。毎日が楽しいのは確かだ。」
「そ、それって……っ。」
僕は言葉を区切って、差し出された右手を両手で強く握った。
「ありがとうレルー。この恩は必ず…!!どんな手段を取ってでも、」
「フ。それ程でもないさ…それよりも、ほら。」
僕はレルーが見ている方向を見る。
「渡辺ー!!!昼休みは終わったんだぞ。早く席に座れ!!!!」
「はい先生…用事も済んだので座ります!」
レルー以外のクラスメイトに笑われながら、席に座った。
「さあ、授業をちゃちゃっとやって、ちゃちゃっと終わらせて下さい。僕の今後の人生が懸かってますから。」
「…っ、授業を始める。ページは…」
——あの夢を見たのは、これで9回目だった。いや、既に10回…11回目かもしれない。
放課後。貸し切られた港。
「よし、支度は済ませた。お前も乗れ。」
「よーし!!今日中に見つけるぞーー!!!」
そうして、船に乗る寸前に…建物の影から、青髪ロングで鋭い黒目の少女…朝菜さんが遠くでこちらを見ている事に気がついた。
「ごめん。少し待ってて…」
「……?」
僕に見つかったから、逃げようとする朝菜さんの手を優しく掴んだ。
「朝菜さん!!わざわざ、来てくれたんだね!!!」
「え、ええ。」
「期待しててね。今度こそ、君に似合うものを持って来てあげるから。じゃっ!」
僕が手を離して船へ向かおうとすると、背後か
ら朝菜さんが何かを言った。
「…どうして。」
普段のクールで毒舌な朝菜さんからは考えられないくらいにそれは、か細く聞こえて…僕は不覚にも聞き逃してしまった。
「え?」
「っ!?ううん…何でもないわ。早く行きなさいよ。」
「う…うん。行って来ます!!!気をつけて帰ってね!!!!」
少し俯いている朝菜さんを残して、僕はレルーが用意してくれた船に乗船した。
——あの夢を見たのは、これで9回目だった。いや、既に10回…11回目かもしれない。年を積み重ねていく内に記憶が摩耗し、忘れているだけで…実は…
「ポイントに着いたぞ…ほら、潜水服は着たよな?装備の最終確認とかも…」
「……あ、うん。」
「どうしたんだよ。ボッーとして…さっき、朝菜さんと会話してた所為か?」
ぼんやりしていた脳が一瞬で、目覚めた。
「あれっ、バレてた!?」
「バレバレだ全く…この調子で、本当に1人で行くのか?俺も途中まで行ってやっても…」
「僕1人でやらないと、朝菜さんにカッコつけられないだろ?」
装備の再確認を終えて、甲板を出る。
「はぁ…もしヤバそうだったら、ちゃんと撤退するんだぞ。」
「分かってる。その時は援護を頼むよ、僕の親友!」
「フ。しょうがない奴だなぁ。お前は…任せとけ。」
レルーは、僕の背中を強く叩いた。
「…気合い出たろ?」
「よ…っしゃあ!!!今宵、朝菜さんと付き合う為に、頑張るぞーーー!!!!」
「うわっ、そこまで元気にならなくても…嵐が来ない内に終わらせて来い。」
「漢、渡辺
僕はレルーの呆れ顔を見てから、暗く冷たい海へと飛び込んだ。
——あの夢を見たのは、これで9回目だった。いや、既に10回…11回目かもしれない。年を積み重ねていく内に記憶が摩耗し、忘れているだけで…実は……もっと見ている可能性もある。ずっと愛おしく…
特にサメとかには襲われず、無害な魚達を見てヨダレが出そうになりつつ、海底遺跡の内部に僕は侵入した。
中には空気があり、僕は潜水服を脱いで…持って来た制服に着替えると、一度、端末でレルーに連絡を入れる。
「無事に…内部に侵入したよ。」
『中はどんな感じだ?』
「なんか…こう、古代味があっていいよね!」
『感想を聞いている…訳……じゃ…』
端末にノイズが混じる。
「大丈夫?」
『予想してたよりも…嵐が…早く……こっちは、気にするな…』
ブツリとあっちから通信が途切れた。何度か、連絡を試みたが、返答はない。
僕はレルーの『気にするな』という発言を信じて、探索を始める。
中は広く、侵入者を排除する為のシステムが生きていた。
「ぎゃっ。」
途中にあった迷宮を突破する途中で、矢が酸素ボンベを直撃して僅かに傷ついた事を除けば、道中は問題なかった。
そして、数々の試練を超えた僕は…見つけた。
周囲は金塊や宝石の山で囲まれているのに、宝物庫のど真ん中にある石像に一際、爛々と青白く、輝きを放っている首飾りが見えて、僕は確信する。
「『Δ・フローズン』!!!これで、朝菜さんと……ううっ。思えば、長い戦いだった……」
僕は罠がない事を入念に確認して、金塊とか宝石をどかしながら進んで、その首飾りを手に入れた。
「後は…帰るだけ。レルー…大丈夫かな?」
僕は『Δ・フローズン』を首にかけてから、潜水服を着て…海底遺跡から脱出した。
帰路でもサメとかに遭遇せずに、海面から顔を出して船を探すと、あらかじめ決めていた帰還ポイントよりも少しズレた場所に船があった。
(嵐が来たって、言ってたもんな。)
僕は泳いで、楽々と船に上がり…潜水服を脱いで、裸になる。
「じゃじゃーん『Δ・フローズン』だよ…って、何処行ったんだよ…レルー。意地悪しないで出て来てよ。ほら、帰って来たよ!」
そうして、船内をくまなく探しても…船内でレルー用の潜水服を見つけただけで、その姿は何処にもなかった。
——あの夢を見たのは、これで9回目だった。いや、既に10回…11回目かもしれない。年を積み重ねていく内に記憶が摩耗し、忘れているだけで…実は……もっと見ている可能性もある。ずっと愛おしく、あったかかった…あの日々を。
『起きろよ。ほら…朝だぞ。』
「レルー!?…はぁ。」
ベットから体を起こし…僕はため息をついた。
「夢だと…思ってたんだけどなぁ。」
レルーの見様見真似で、船を動かし…何とか町に戻ると、僕以外の生物と人間は消えていた事を思い出し、頭を抱える。
朝菜さんの綺麗な部屋で欠伸をして、朝食を食べて身支度を済ませると、玄関から外に出た。
「『僕が海底遺跡にいる間に、全生物が消滅しました。』…か。」
ライトノベルでこういうのがありそうだなと思いつつ、気づけば…誰もいなくなった学校の自分のクラスの席に座って…何となく、教科書をパラパラとめくる。
「…んん?」
僕は唐突に立ち上がる…が。それを叱る担任もいない。
「文字が逆転してる…っ、まさか…」
他の人の引き出しから、教科書を確認して…僕は確信した。
「僕は…鏡の中の世界にいるんだ。」
……
それから20年が経過し、僕は朝菜さんの家の庭で、じゃがいもを育てていた。
「はぁ…疲れる。収穫も大変だ。」
図書館で得た知識と、努力と試行錯誤の繰り返し。漸く…形になった。その間、この周辺にある食料は底をつき…最近、電気も水道も使えなくなってしまった。
他の場所に移動する事も出来るけど…どうしても、僕はこの町を離れたくなかったんだ。
「……ふぅ。」
朝菜さんの家以外の家から家具を回収し、壊して薪として使い、マッチで火を起こして、じゃがいもを焼いて塩を振って食べる。
「あ…飽きた。」
そろそろ、他の野菜が恋しい。玉ねぎとか、キャベツとか…この世界には僕以外の生物がいないから、肉や魚は食べる事は出来ない。
僕の生活が急変しても…相変わらず、あの日からずっとつけているこの首飾りの煌めきは変わらない。20年前と同じだから、少しだけ安心する。
「図書館で、ベジタリアン向けの料理本でも探すかぁ。ついでに、他の野菜の育て方も……」
……
流石に、水道とか電気がないのは困るから、図書館にあった本とかを参考にしながら、一から科学や工学を学んだり、病気になると厄介かもとその合間に医学も学んでいると、あっという間に30年が経過して、僕は68歳になっていた。
朝菜さんの家の周囲にあった家は、何度も死にかけながらも作り上げたダイナマイトで解体して、大規模な農場に変えて、全自動で種植えから、回収するまでの機構を作った。
「完成!!手作りペペロンチーノ!!!」
パスタも唐辛子もニンニクもオリーブオイルも…文字通り、全て僕の手作り。
「美味いけど…肉が恋しいなぁ。大豆ミートでも作るか。ねえ、『レルー』?」
【元来のペペロンチーノを馬鹿にするのか?】
「はは。そんなつもりはないよ。」
孤独を紛らわせる為に作っていた、レルーの思考を模した人工知能もこの通り…朝菜さんを除いて、大分、形になって来ている。パソコンとか精密機械は残ってたから、そこまで困難ではなかった。
「そろそろ…学校行く?」
【そうだな。】
僕はパソコンを閉じて。スクールバックに入れて、学校に行き、教室前のスイッチを押してから、教室に入った。
【コラ!!渡辺、また遅刻だぞ…!!】
「すいません。ちょっと、料理をしていて…今度、先生も食べます?」
【いらん。早く席につけ。】
クラスメイトに笑われながら、僕は『レルー』の席に持って来ていたパソコンを置き、変わらない自席に座った。
【では、58ページ。ニュートンの法則から…】
……
23年後…僕は91歳になった。朝菜さんのベットで目を覚まし、軽く体を起こす。
「また、1日が…」
僕はあらゆる事を極めた。でも、誰も褒めてくれない。作った人工知能達には感情は宿っておらず、『レルー』も…あくまで、人間性の一側面を模倣しただけの贋作だ。
不意に胸が痛くなり、床に倒れ込む。
「…うぅ…」
あの日みたいに、誰かと話したい。誰かと笑い合いたい…怒ったり、喧嘩したり…毒舌を浴びせられたり…嗚呼。
朝菜さん…僕は、君の声が聞きたい。
「……?」
倒れた衝撃で、机から落ちたであろう本を苦しみながら手に取った。どうやら日記らしい。
(そういえば、朝菜さんの机とか物とか…触ってなかったな。)
文字は逆転していて、とても読めたものじゃなかったけど……
「あ。」
最後の一文。
小さな驚きと、罪悪感。そして不思議と湧き上がる、幸福感で空虚だった胸が満たされて……僕は天寿を全うした。
………
……
…
僕は目を開けて、体を起こした。
「うわっ…何で、こんなに濡れて…」
とりあえず、僕は着ていた潜水服を脱いでいると、不意に部屋のドアが開く。
「……あ、アンタ…私の部屋で何してるのよ!?」
そこには、朝菜さんが仁王立ちしていて…え。
「あ、朝菜さん!?え、あれ!?声とか、若返ってる。ていうか…この服装……」
「言い訳と命乞いなら聞くわよ。さあ、答えなさい。手ずから警察に連行してあげるから。」
「これは…その。あ、ほら…これを朝菜さんに渡そうと思って、僕がつけてるこの首飾り…」
「…ふぅん。さては、寝ぼけているのね。鏡…見なさいよ。」
朝菜さんは、カバンから手鏡を取り出して僕に渡した。
「どれどれ…な、ない…!?え、嘘…ずっと肌身離さず、身につけてたのに。」
僕が焦っていると、端末が鳴った。
「…っ。」
「出てもいいわよ…私は下に行ってるから。後、荷物に触ったら殺すわ…覚えておきなさい。」
そう言うと、荷物を置いて階段を降りて行った。
「も、もしもし…?レルー」
『やっと繋がった…お前、今何処にいる!?』
物凄い剣幕に、僕はビビりながら、正直に話した。
「『Δ・ フローズン』を手に入れたと思ったら、生物とか諸々、消えてたから、ずっと朝菜さんの家でサバイバルして…それで天寿を全うした後、今、朝菜さんの家…にいます。それと、首飾りは消えちゃった。」
『…成程な。』
「な、納得してくれて、僕は嬉し…」
『ランレンバーグ家の長男の俺が、お前の事を心の底から……なのに、そのふざけた返答。そうかそうか、明日の学校が楽しみだ。』
ブツッ……
「…死刑宣告、お疲れ様。」
「うん。死刑…死刑かぁ。」
「やけに嬉しそうね?ああ…アナタ、マゾなのね。ついでにその涙を拭きなさい。ずっと流しっぱなしよ、アナタ。」
朝菜さんは、僕にバスタオルを投げ渡した。
「あ、ありがとう!!…でも違うよ、朝菜さん…ただ……嬉しくって。あ。手鏡返すよ。」
「机に置いておいて。」
手鏡を机に置いて、置かれた日記を一瞥してから、僕はバスタオルで顔や体を拭く。
「…ごめん。」
「何が?」
「その、『Δ・ フローズン』の事と…」
「別にいいわよ。最初から期待してなかったから。」
「朝菜さんの日記…見ちゃったんだ。」
3分…5分くらいの沈黙が流れて、僕は気まずくなっていると、朝菜さんが口を開いた。
「…軽蔑した?」
「うん…軽蔑した。朝菜さんはわざと無理難題を僕に押し付けてたんだから。けどさ。僕の気持ちは変わらなかった。」
「……。」
「だから、君に振り向いて貰うまで…頑張ろうって思ったよ。真の漢は逆境の方が、本気になれるんだ。」
「…真正のマゾね。アンタ…なら。」
朝菜さんが僕に近寄り、その綺麗な顔をキスする寸前まで近づけた。
「精々、傷物の私を振り向かせられるように…励みなさい。」
「……っ。」
すぐに朝菜さんは、僕から離れた。心臓がバクバクしている…バレたら、かっこ悪いから朝菜さんに、悟らせないようにしないと。
「と、と、とにかく、明日…レルーに謝らないと。」
「…なら、一緒に謝ってあげてもいいわよ?」
「え。本当に!?」
「嘘よ…特等席で、惨めに親友に命乞いをしているシーンを眺めててあげる。」
「う、うん…でも、それはそれで嬉しいな。」
いつまでも朝菜さんの家にいる訳にもいかないから、僕は荷物を整理する。
「そ…アンタ、今日は泊まりなさい。」
「じゃあ、僕は…そろそろ……パードゥン?」
「心配せずとも、お父さんもお母さんも、今日はいないわ…いいえ。私の貞操は心配かも。」
「僕としては、とても素晴らしい提案ではあるけど…ど、どうして。あっ、嘘か。」
だって朝菜さん。君は……
「嘘じゃないわ。夜も遅いし、その潜水服で電車に乗って帰るつもりなら、私は全力で止めるわよ。これは意地悪とか抜きにして、一般常識の話をしているのだけれど。」
「…あ。そういう…でも着替えとかは…登校しようにも、制服もないし。」
「制服なら、私の制服を貸してあげるわ。そろそろ買い替えようと思っていた事だし。」
驚天動地の連続で、僕の耳はついにおかしくなったのかな。
「はい?」
「身長も同じくらいだから、着れると思う。アンタなら、ふ…きっと似合うわよ…ふふっ…女装(笑)」
嗚呼。朝菜さん…普段、学校では絶対に見せず、僕にだけ見せてくれる、その意地悪な表情も可愛いなぁ。久しぶりに見れて、僕は感無量だ。
『渡辺の事は好き…決して悪い人じゃない。でも、男の人は……怖い。』
朝菜さんは言わなかったし、僕も日記を見るまで知らなかった。昔、男性教員に対して、性的な行為を強要された心的トラウマを抱えていた事なんて……同じ学校にいたのに。
けれど、僕の記憶が正しければその男性教員は、それから数年後…僕が高校1年生になった頃に、とある男子生徒に殺されている。
だから恨みも晴らす事も出来ず、執拗に近づく僕に対して、罵詈雑言をぶつけて来ているんだ。
なら、僕はその全てを受け入れよう…サンドバッグ役として。幸い、僕は君に首ったけだ。殴り疲れて、傷が癒えるまで。ずっと…
告白の返事は、その後でいい。
………
……
…
——あの夢を見たのは、これで9回目だった。いや、既に10回…11回目かもしれない。年を積み重ねていく内に記憶が摩耗し、忘れているだけで…実は……もっと見ている可能性もある。ずっと愛おしく、あったかかった…あの日々を。
心の底から愛してる人と、唯一無二の信頼出来る親友と、明日を一緒に生きていけるなら。
あんな孤独な世界は、必要ない。
………
……
…
50年後。バミューダトライアルにある、海底遺跡にて。
「ここまで来るのにかなり苦戦したが、ついに見つけたぞ。これが『Δ・フローズン』か…なんて美しい。どれ、試しに身につけてみるとしよう。」
「はい。これで学会に報告が…あれ?教授。何処に消えたのですか?え、あれぇ??」
了
鏡ノ世界 蠱毒 暦 @yamayama18
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