青鉄の騎士〜あいつは俺の親友だった〜

　かつてこの国ヴァハニト王国には5人の英雄がいた。勇者、賢者、聖女、剣聖、盾聖。この5人は女神ヴァルハより神託を受け集められ、魔王討伐へと向かった。


そしてその後無事魔王を討伐すると束の間の平和が訪れた。だがしかし魔王が倒されたことで人同士の争いが絶え間なく起きた。かつての英雄たちも戦場へと赴きかつての平和の象徴だった彼ら彼女らは既に英雄ではなくただの戦士だった。


そんな戦争が続き、少し戦争が収まるとどこかの国が魔王を蘇らせ、かつて恐れられた魔王七天王が復活しヴァハニト王国へ侵略を開始した。


魔王を倒さない限り世界に救いはないと言われ、勇者パーティが立ち上がる。

だが、それが終わると国々はそんな英雄たちのことを忘れ、逆に新たな火種となった。