いやあ、素晴らしかったですなあ。
心底明るい気分になれます。
なんというか会話のワードセンスも軽妙で愉快だし、
それぞれのキャラクターもいい味出してるし。
主人公は、ある朝「アッコ」という関西弁の妖精(?)と出会います。
格好がまさに、ステレオタイプの関西のおばちゃんなんですよね 笑
それで内気な主人公と、心底明い「アッコ」との生活が始まるわけですが、
妖精の設定が本当にいいんですよね。
この作家先生のペンネームから、魔法とか、ハイ・テクノロジーとか、なんかそういうの? を連発する、いわゆる「ドラえもん」みたいなキャラクターではなくて、
小さい、という事以外は本当に「友達」になってくれるんですよ。
美容院紹介してくれたり、一緒に服選んでくれたり。
これが共感を思えます。
だからこそ、アッコとテッコの会話に親近感を覚えて思わずにっこりしてしまうのだと思います。
頭から尻尾までハッピーな物語にございました!
強くお勧めいたします。
是非、ご一読を。
清々しさが感じられ、読んだ後に前向きな気持ちになれる物語でした。
主人公である小田島哲子はごく普通のOLだったが、ある日に彼女の前に「妖精」が現れる。アッコと名乗る妖精は、外見とか喋り方が完全に、「大阪のおばちゃん」のソレだった。
最初はアッコの出現に戸惑う哲子だったが、次第にその能天気なノリに心が救われて行くようになります。
大阪のおばちゃんらしい、色々な意味で「遠慮がない」という感覚。まったく悩みがなさそうなあっけらかんとしたアッコ。時には人の都合などおかまいなしにぐいぐいとひっぱっていくアッコ。
大阪のおばちゃんパワーに振り回されながらも、そのペースに巻き込まれて行く内に「日常のことで色々と悩むのがバカバカしい」というような気持ちにさせられます。
妖精だけれど魔法の力なんて特に持っていない。でも、大阪のおばちゃん的なパワフルさは、自然と哲子の心の憂さを吹き飛ばし、人生を良い方向へ良い方向へと好転させていくことに。
つまり、気の持ちよう一つで人生なんていくらでも良いものに変わるんじゃないか。読んでいてそんな気持ちにさせられる、パワーと明るさに満ちた作品です。
妖精じゃなくてもこんなおばちゃんが近くにいたら、毎日楽しくなるのかもしれない。大阪のおばちゃんパワー恐るべし! アメちゃん貰って元気になろ! と感じさせられました。