奪われた偶像　～推しのアイドルは絶対に僕を裏切らない……はずだったのに！～

変態オタクを書かしたら右に出る人がいない（褒め言葉）作者様ですが、この話も最初の古参ファンのくだりなど、流石と思わせる面白さだったのですが、途中からホラー展開に成り、目を疑いながらも離せなく成りました。いや、何を言ってるか解らないでしょうが、ありのままの話なので、是非本編をお読みに成り、体感して下さい。

　現実社会の不条理とか、正体の掴めない茫洋とした感じ。そんな一場面を垣間見たような心地を覚えました。

　主人公は「名鳥ヒカル」というアイドルの「推し活」に人生を捧げている。親衛隊長と認識され、誰よりも彼女を知り、誰よりも古くから彼女を推しているという自負がある。

　それは間違いのない事実のはずだった。なんといっても、ヒカルというのは自分が作り上げた架空の存在なのだから。

　しかし、ある時に一人の人物がＳＮＳ上で絡んできたことで事態が急変する。
　その名も、「推しを学ぶ」。一定以上の年齢の人間ならわかる、ヤバさを臭わせた名前の持ち主！

　この先の展開は、不条理系のホラーとして読み解くこ…続きを読む

自身がＡＩにて生成したアイドルを、実存するかのごとく推し活をしていたところから始まります。
世界観は現代社会。
実際にあるかもしれないようなストーリーです。世にも奇妙な物語ちっくな要素有り。
要チェックな作品かもしれません。
ライトな雰囲気で、主人公がザマーされちゃいます。
サクッと読める物語です。
一読してみて下さい。