第4話 誰よあんた
ドン
急に教室に誰かが入ってきた.ナイフを持つ男の人が入ってきた.
私はとっさにスマホの電源を連打した.きっとどこかの緊急サービスにつながるだろう.そう思っていた.あいつかよ...
「お前らだまれ.この学校は完全な手中にある.抵抗したいならすればいい.電話したいならすればいい.その前に私の話を聞いてくれ.」
私は昔,人を殺した.日が沈み夕焼けの色で,僕の手についた血の色が肌と同化するくらいにきれいだった.ナイフから滴るあいつの血液.目から零れ落ちる涙.あいつのことを呼び出し,のこのこときやがった.なんて馬鹿なのだろうか.私はいまだに理由がわからない.僕はそうして”人殺し”となった.
私があいつを殺した.それは,あいつが官僚だからだ.今の国の制度はおかしくないか?戦争が終わり”民主化”したとお前らは教わるな.ほんとにしたのか?教育の拡充は大切だというのはわかる.しかし,現在は本当の意味で”教育の拡充なのか?”私はこれは違うと思う.
そこで私はこの学校を乗っ取り,全国いや世界中に届ける.もし補導されないのであれば勝手に放送する.そこでみんなに協力してもらいたい.いやだろう.しかし嫌とは言わせない.手始めに私のスマホには全員の情報のほとんどがある.見たいなら見ても構わない.何ならクラスラインにでも乗せてあげようか?その時はだれのアカウントから送ろう.それでもいやなら殺す.それだけd・・・
バン
銃声が響いた.官僚の息子の監視役だ.国家の安定を揺るがすときにすぐに消し去る.さてこの子供たちをどうしようか.
「また日本を”安定”させてしまった」
私はこのセ階を.... mai @mai3259
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