第3話 偶然

私の名前は有嶋来夏。漫画家志望の中学2年生だ。いきなりだが私は今、崖のふちにたったような感覚に陥っている。

なぜなら私は、文才が全くと言っていいほどないからだ!


私は小さい頃から漫画が好きで、好きだった。キャラクターの作画や設定、物語に惹かれ、毎月のお小遣いを貯め、一度に大量の漫画を買い漁っていた。

ひとつ特定の漫画ではなく、漫画自体が好きで、いつしか私も、私のような人に響くような漫画を描きたいと思うようになっていた。

絵には自信があった。クラスでは人気者。色んな人の絵を描いた。色んな賞をとり、色んなところに送ったファンアートもコメント欄で絶賛されるほどだった。


上手い!

素敵!

凄い!


この言葉以外は聞いたことがないほどだった。だから漫画を描き始めた。文才はある方だと思っていた。だから絵に全てをかけ、漫画を描いた。

コンクールにたくさん応募した。帰ってきたのはごめんなさい。理由は書かれていなかった。意味がわからない。こんなに頑張ったのに?

何度もコンクールに応募すると、1件だけ、理由が書かれていた。舐めた文章だった。


絵は特徴的で、細かい所まであって、綺麗だしいいんすけど、内容がちょっとね…

ぶっちゃけいって、特徴も何も無い薄っぺらい内容で、引き込まれる要素が全く持ってないんですよ。まぁ、そこが改善出来れば完璧なんすけどね…


腹立つぅ!

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Comic♡Friends 緑玉二本指 @greenpeas123

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