ダンジョン高校の無能な俺は、最強無敵な妹を警護する

この作者様とは多分好みが似ているのだろうと思うほど、大好きなキャラ設定です。

強くて可愛い上に「兄様」と慕ってくる妹がとても魅力的で、その妹を大事にしている感じが出ている兄（主人公）も好印象です。

また、世界設計も細かくされていて、物語の厚みを増すのに一役買っています。

一万字の短編の場合、設定の説明を入れるのが文字数的にキツイのですが、台詞と地の文を巧み使って、さらりと説明しているのが、上手いなぁと思いました。

長編でも是非読んでみたい作品です。

いーなぁ。
この、侮られている存在こそ有能なキーパーソンな感じ。
鉄板の展開ながら、かなりお兄様が堅実で、『実はチートで強いんだよ』とかより楽しかったです。
続きが読みたい感じですね(^ー^)

読了しました
タイトルとキャッチコピーが過不足なく内容を表しています

読みやすい文章
最弱の兄と最強の妹という対比、関係性
ダンジョンの外という舞台だからこそ可能な敵キャラの描き方

カクヨムネクスト賞への応募作ですが、長編化にも耐えうる強度を持って設計された作品だと思います

最弱だの無能だのの烙印を押されている人物が、実は重要なキーパーソンだった、という展開。
いわゆるお決まりのパターン、テンプレというやつですが、だからこそ気を楽にして、その一連の流れをエンタメとして楽しむことができます。
水戸黄門や大岡越前なんかの時代劇でもお決まりのパターンが多用されるくらい、「テンプレ」はいい意味で「エンタメ」ですからね。
なので、そういった「期待を裏切らない」という、保証された楽しさがこの作品にはあります。
目の覚めるような真新しさはありませんが、だからこそテンプレがテンプレとして輝くため、そういったものはこの手の作品には不要でしょう。
また、そういった一連の流れを1万文…続きを読む

タイトルや紹介文の通り、無能と言われていた主人公が実は有能！？という流れの物語です。

何故無能なのか、実は何故有能なのかを説明する必要があり、長くなりがちなテーマですが3話という短さでしっかりとまとまっている点が素敵です。

それでいて物足りないということはなく、最後までするすると読むことができた上に、もし続きがあれば見てみたいと思わせるような内容でした。

楽しい時間をありがとうございました！✨

紹介文に「ダンジョンの中では無能」とありますが、主人公は現実のテストでも無能扱いされています。
そんな彼が、有能っぷりを発揮するお話です。

ダンジョンものでありながら、ダンジョンに一歩も踏み入れること無く話が進んでいきます！

兄妹でダンジョン攻略するところも見てみたいものです！！