概要
ほろ酔い気分でちょっと異世界、どう?
某ゲーム会社の社員三人での飲み会の席。男二人が「もしも本当に異世界に転移したらどうなると思う?」などと酒混じりに意見を交わす中。隣で話を聞いていた女がふと投げかけた言葉は――「ならいっそ、経験してみます?」
※下記自主企画参加作”:
「同題異話・一月号 ほろ酔い幻想記」
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093091352724750
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!異世界に行きたい。それは都合のいい夢か、それとも最大級の悪夢なのか
コンセプトが非常に面白い作品でした。
ゲーム業界で働く高藤と山ノ井はある飲み会の現場で、「異世界転移したら精神が堪えられないのでは」という議論をする。
異世界と言えば「アニメの絵」で構成されているので、現実の人間とは構成の違う顔や体を持った人間たちに囲まれたら、精神的に強いショックを受けるのではないか。
メタ的に「異世界転生=アニメ絵の世界」という定義のもと、「送り込まれた人間の精神的な限界」という感覚を追求した本作。
世の中に存在する(というか飽和している)異世界モノの作品に一石を投じる仕上がりとなっています。
その議論の果てに、高藤たちの身に起こった「ある出来事」。
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