概要
“犯罪者を炙り出せ”——インターンで出された課題に全員が凍りついた
*カクコン応募作品
『課題:グループの中に一人だけ、犯罪者がいる。その一人を炙り出せ。ただし、他人への自白はNGとし、自白したその者は即脱落とする。自分が犯罪者であるという自覚がある者は、正当事由をもって他の人を犯罪者だと指摘し、納得させればよい。議論の期限は三日後の発表の時まで』
日本屈指の温泉地、静岡県熱海市にある「温泉旅館はまや」に集められた学生たち。
株式会社RESTARTの宿泊型インターンシップで課せられたディスカッションの課題は、会社が行っている社会福祉事業とはまったく関係のない、奇天烈な内容だった。
A〜Fグループに組み分けされた主人公たちは、この奇妙な課題に立ち向かうべく、グループ内で討論を開始する。
本当の自分を暴かれた、その先に待ち受けているものは一体——?
『課題:グループの中に一人だけ、犯罪者がいる。その一人を炙り出せ。ただし、他人への自白はNGとし、自白したその者は即脱落とする。自分が犯罪者であるという自覚がある者は、正当事由をもって他の人を犯罪者だと指摘し、納得させればよい。議論の期限は三日後の発表の時まで』
日本屈指の温泉地、静岡県熱海市にある「温泉旅館はまや」に集められた学生たち。
株式会社RESTARTの宿泊型インターンシップで課せられたディスカッションの課題は、会社が行っている社会福祉事業とはまったく関係のない、奇天烈な内容だった。
A〜Fグループに組み分けされた主人公たちは、この奇妙な課題に立ち向かうべく、グループ内で討論を開始する。
本当の自分を暴かれた、その先に待ち受けているものは一体——?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!常に想像の斜め上をいく、新しいエンタメ作品!
『犯罪者を炙り出せ』
宿泊型インターンシップのグループディスカッションにて、前代未聞の課題を受けた学生たちが、緊迫状況の中、心理戦を繰り広げていく…といったお話です。
一見やや特殊なルールのお話かな?と思いきや、非常にわかりやすく読者ファーストに書かれているため、どんな方でも安心して読み進められます。
序盤は学生たちの巧みな駆け引きや心理戦から目が離せず、夢中になって読み進めるわけですが、この作品の真の見どころは、物語が進むにつれ目の前の世界が二転も三転もして、どんどん読み口が新しくなっていくところです。
巧妙に張り巡らされた伏線。絶妙な伏線回収の手順。それでいて常に読者の想像の斜め…続きを読む