カクヨムに潜む天才達!!!
立花 優
第1話 カクヨムに潜む天才達
皆さん、「カクヨム」って投稿場面、実に不思議だとは、思いませんか?
この「カクヨム」を読んでみて、とは言ってみても、私の場合はまだまだフォロー数は、700弱だし、レビューにしても、400弱はしているものの、文字で書いたレビューなら、250程度でしょうか?
で、同一作家さんに対する複数レビューも結構有るからなあ。現実に、真面(まじめ)に読み込んだ作家さんは、200人程かなあ、イヤ、300人かも……。
でもね。
例えば純文学をとってみれば、明らかに天才作家の誉れの高い、三島由紀夫や太宰治、川端康成、大江健三郎、村上春樹をも超えるか、それに匹敵するかも知れない人が、確かに存在する、ジワリとした「恐怖」の現実があるのです。
(以下も、敬称:略)
この場合の「恐怖」とは、畏敬や畏怖と読み替えてもらってもいいんですよ。
あるいは、推理物や変態物では、江戸川乱歩や夢野久作、中井英夫、小栗虫太郎に匹敵する作家さんが、投稿されているのも、紛れも無い事実なのですよ。
特に、これは私だけの独断ですが、夢野久作の短編『瓶詰めの地獄』は、氏の代表作の『ドグラ・マグラ』に匹敵する、いやそれを凌駕する日本小説史上、極最短編の傑作である事は、ここで断言致したいのです。
何しろ、たった三通の手紙のみで書かれているだけなに、その読後感が、もう半端ないのですから。
多分、江戸川乱歩の『芋虫』や、『心理試験』、『鏡地獄』『屋根裏の散歩者』、『人間椅子』よりも、その恐怖感は、更に上であろうと思うのですよ。
でもって、ここで、重要なのは、この「カクヨム」で投稿されていて、この「私」如きが、そうそう軽々に論じられるものでも無いのですがねえ、
しかしながら、上から読んでも、下から読んでも、明らかに「もしかしたら天才かも?」と思われる人達が、確かに存在する事も、また、歴然たる事実なのです。
しかし、敢えて、今の段階では、まだまだ、その投稿作家名を、実際に、出すには早過ぎるのだよなあ……。
だから、とぼけて、「名無しの権兵衛」で、この話を進めて行くのだが、しかし現実に、投稿作家名を挙げて本気でこの話を進めようとするならばだよ。
どんなに最低でも、最低1,000人以上の作家さんを読んでからでないと、「公平性」や「信憑性」が、薄らぐのは分かりきっているじゃ無いですか。
仮に、今のこの段階で、A氏とB氏とC氏が、「もしかしたら天才かも?」と言い切ってしまえば、猛抗議が殺到する事は確定。つまりこの「カクヨム」始まって以来の、「炎上」騒ぎが勃発するかもしれないよなあ。
ここで、私の本心を言えば、これを敢えて強行実施すれば、PV数稼ぎにはもって来い出し、うまく行けば、☆ポイントもバンバン入って、この私にとっては、ウハウハの話なのだけれどもね……。
でもねえ、私は本物の評論家では無いのだから、地道に、最低でも1,000人以上は読んでからでないと、イヤハヤ、怖くて怖くてとても、投稿できやしねえやねえ。
又、逆に、世界でも超有名な作家であっても、この私(自称『カクヨムに潜む変態ジジイ』)からみれば、「なんじゃこりゃ」と言う作品も、相当数、あるんだよなあ。
ここで、敢えて、実名や作品名を述べるとすれば。
例えば、ドストエフスキーの『罪と罰』が、その良い例なのだよねえ。
まずもって、主人公のラスコーリニコフの、老婆殺害時の心理描写は、流石であったのだがね。
だが、この文庫本の翻訳者様は、主人公の絶世の美人の実の妹の名前を、彼女の「本名」での訳文と、その彼女の「あだ名」での訳文が、所々、ゴチャゴチャに混在していて、読んでいても、何が何だか全く分からないのだよ。
これは、明らかに、翻訳者様の大きなミスであろうけど……。
更に、刑事だったか、検察官だったかの、まるでどうでも良いしゃべりの長さの無意味な描写。
これでは、あの世界的名著が、もう大無しではないのかい?何処の文庫本とは、敢えて言わないけどさあ……。
次ぎに、これは、今でも全く理解出来ないのだが、全世界で、6千万部以上売れたと言われている、J・D・サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』を、挙げてみたいなあ。
さて、一体、この中二病のような、作品の何処が良いのかは、この私には、理解できないのです。ハッキリ言いますが。
これについては、この私の駄作の『ライ麦畑で語らせて:ほんの少しの運命を!!!』でも、言い過ぎる程、書いているのだが、読んでみても全く、面白く無く、読んでいる内に約10分で寝落ちしたのは、この作品が、人生、最初で最後なのですよ。
如何に、「面白く無い作品」かは、この私の真実の読後感なのですよ。
ただし、実は、私は、この『ライ麦畑でつかまえて』に、インスピレーションを得て、
『ライ麦畑で入れさせて』とか、更に過激な『ライ麦畑のプレデター(捕食者)』を構想中なのである。……ちなみに、まだ書いていませんけども。
特に、『ライ麦畑のプレデター(捕食者)』は、「カクヨムコンテスト10」への応募中作品の『人喰村伝説殺人事件』でも、架空の小説として小説中に出していますけどねえ。
ところで、この話を極簡単に要約すれば、大学教授を途中で辞めた変態スケベ博士(T博士、ちなみに、この私ではありませんよ)が、自分の親の土地(田畑)と、他人の耕作放棄地を含めて、北陸の地に、約5ヘクタール以上にも及ぶ広大な土地に、ライ麦畑をまず耕作する所からスタートします。
で、自分の高校に自転車で通う、女子高生らを、約十台の監視カメラで確認。
気に入った娘がいれば、敢えて草刈り機を担いで、雑草の除草中に急に道で倒れ込んでみせ、その女子高生にクロロホルムを嗅がせ、あっという間に、拉致誘拐するのだよなあ。
その後、誘拐直後に、即、バイ○○○を飲んで、十分に準備しているので、女子高生が気が付いた時は、スカートを捲り上げられ、……まあ、これ以上は、エロ過ぎて、書けないのだがねえ。
それとだなあ。これも読んで、ガックリ来た作品があるのです。
あのノーベル文学賞を貰った、カズオ・イシグロ氏の『私を離さないで』なのです。
既に、ヨーロッパの何処かの国で映画化されており、レンタルDVDで見て、非常に感激したこの私は、勇んでその文庫本を書店に買いに行ったのだが、これも翻訳者様が悪いのか、全く面白く無かった。……えっ、これがノーベル文学賞クラスの作品だって?
ホンマかいな?
こんな作品なら、漫画家でも書けるのでは?
勿論、漫画『約束のネバーランド』等は、『私を離さないで』の二次作品なのだろうけれども、あの下手な翻訳文を読むと、これが果たしてノーベル文学賞の受賞作品なのだろうかと、真実、思ってしまうのですよ。
ただし、それでも、この私が、手も足も出なかった作品も、この世には数多くあるのも、また、事実なのである。
例えば、天才詩人の誉れ高い、アルチュール・ランボーの誌集『ある地獄の季節』と『酔いどれ船』である。
正に、「天才」の名に恥じぬ作品である事は、十分に理解できるのだが、この私の理解能力を遙かに超えていたのだ。70歳をとうに過ぎた、このジジイでも、その解釈は、今でも、非常に難しいのです。
更に、高難度の作品と言えば、ここで、世界最長の小説とも言われているマルセル・プルーストの『失われた時を求めて』が、あるのであろうよなあ……。
かって、手に取ってみた事があるのだが、あまりの難解さと、長編に、嫌気がさして、もう読む気にもならなかったですね。
では、何故、世界に冠たる天才作家を持ち出して、この駄文を書いているのだろうか、と、疑問に思われる人もいるかもしれないだろう。
結局、この私は、投稿作者名はまだ明かせはないものの、いわゆる「天才作家達の存在」を、この「カクヨム」で、確かに、心から、実感できたからなのだ。
先程も言ったように、最低、1,000人以上読んでからでないと、実際の、投稿作家名は、まず、出せない。
投稿した瞬間、「炎上」必至確定である。
だが、極度に、へそ曲がりのこの私は、ある日、突然、この『カクヨムに潜む天才達Ⅱ』(仮称)を、突如、再投稿するかも知れないなあ。……知らんけど。
その時に、「この、俺や、私の名前が、入っていないじゃないか!!!」と、文句を言われぬように、その事前に、軽く「ジャブ」を打っていると言うのが、今回のこのエッセイの、真の目的でもあるのですよ。
もし、自分自身を「天才」と信じて疑わない人達らは、この私の「近況ノート」に、即、返信しても良いですよ。いくらでも、受付致します。
何度も言いますが、この私は、単なる「変態ジジイ」であり、評論家では全然ありません。
しかし、「偽物」と「天才」を見分ける力ぐらいは、まだ、残っていると、自分では思っています。
なお、この私自身は『カクヨムに潜む変態ジジイ』を名乗っており、自らが「天才」だとは、只の一言も言っていませんので、ここら辺は誤解の無いように……。
「変態作家」とは、恥、気兼ねも無く堂々と、名乗ってはいますが。
さて、では、少なくとも、この私は、一体、誰を、どの作家さん達を、『カクヨムに潜む天才達』と言っているのであろうか?
そう、疑問に思われる方も多いでしょうよねえ。
ですが、何度も何度も言うように、今回は、敢えて投稿作家名は、一切、出しません。
しかし、次回、投稿する作品では、ズバリ、表明するかも知れないし。
いかんせん、へそ曲がりなので、ゴメンなさいね。
あと、余命もあまり無さそうだし、再び、大地震で、ペチャンコになるかもしれないし……。
まあ、あくまで、この「変態ジジイ」一人の、私人個人の判断なのですが、でもそれ程、違っていない話なのだと思うのです。
何故かって?年喰ったジジイ故、読んだ本の数が、もう半端ないからです。
万一、私が、実名を挙げた作家先生達の「作品」を読まれれば、キット、御理解されますよ。
とまあ、ダラダラと書いて来ましたが、これは、先程も言いましたように、このエッセイ自体が、ボクシングで言う軽い「ジャブ」なのですよ。
さて、ここまで読まれて、果たして、どうでしょうか?
少しは、興味を持って貰えましたか?
しかしですよ。次回、もしかしたら気まぐれで、急に、投稿するかも知れない『カクヨムに潜む天才達Ⅱ』(仮称)では、本気で、投稿作家名を出すかも知れませんよ。
これは、ボクシングに例えれば、正に、渾身のストレート・パンチかもです。
「あれっ、俺や、私の名前載ってねじゃねえか……」って、その時は、絶対に文句を言わないで下さいよね。
全ての投稿作家先生の作品は、とても、読めないのですからね。
あと、所謂(いわゆる)、ラノベ系は、このジジイの年齢からしても、投稿名を載せるのは、難しいですよね……。
では、良いお年を、お過ごし下さいませ。まだ、新年、始まったばかりです。
カクヨムに潜む天才達!!! 立花 優 @ivchan1202
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