本当に恐ろしいのは誰か?

この世で一番恐ろしいのは人間じゃあああ!
と本当に言いたくなる作品です。

​誰もが共感できる愛や弱さ、保身、悲しみといった感情。どの人物にも多少なりとも共感できてしまうんです。それが特に恐ろしいと感じます。

何故なら、感情が時を経て恐ろしい悪意の連鎖に変わっていく様は、わたし自身の心の奥底にある闇を覗き込ませるかのようだったからです。

読み進めるほどに、あなたの倫理観が揺さぶられること間違いありません。

ぜひご一読ください!