アイデア発想にまつわるヒント

 アイデア不足。それは初心者からプロまで、幅広い創作者を悩ませる存在でしょう。 アイデアの不足は時に、『めんどくさいから』という理由を上回る力で創作者の筆を折ろうとしてきます。


 ゆえに、それが恒久的に解決する術があるなら、誰もが大金を積んでそれを知りたがるでしょう。


 しかし残念ながら、この世に確実という言葉は詐欺師が口にする幻想の中にしか存在しません。発想法について教える著者の誰もが、『コレを読めば確実にアイデア不足には困らない!』という文句を引っ提げて本を発売しないのがその証拠です。


 発想法に書いてあるのはアイデアを生み出す手法では無く、アイデア未満の小さな『アイデアの種』を使える様にするための、いわゆる『水のやり方』です。


 種に水をやる方法の解説は他の方々に任せるとして、今回僕は種を見つける方法について語っていこうと思います。


 それはつまり――『変に新しいことをしようとしない』です。


『いやいや、新しいアイデアを生み出すんだから新しい景色を見なくちゃダメだろ』


 そう思う気持ちはよく分かりますし、観光で新しい場所へ行くことはアイデアの開拓にある程度役立ちます。


 僕が言いたいことはすなわち、『気は乗らないがアイデアのためだ』と、慣れないことをやろうとする事は避けるべきと言うことです。


 アイデアが生まれるタイミングは、ほとんどの場合自力ではコントロール出来ません。風呂場で、職場で、電車の中でなど、唐突に降ってくる物です。


 そういうときは大抵、『アイデアを創るぞ!』と意気込んではいない物です。


 ええそうです。のが重要なんです。


 創作に対してリラックス状態である事。コレがアイデアの発想における最低条件、すなわち『種を見つける姿勢』です。


 あとはSNSのお気に入り欄から興味のあるコンテンツを吸収したり、推しの動画や配信を見たり、はたまた小説投稿サイトでお気に入りのジャンルの面白そうな小説に目を通したりする。


 そうすることで、新しい作品のアイデアはおのずと降ってくる……はずです。


 以上、熟々流発想術でした。

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