概要
超した先の部屋で夜ごと聞こえるのは、何かを引きずるような奇怪な音だった
凪見響歌(なぎみきょうか)は大学進学を機に一人暮らしをしたいと親に申し出た。だが、許可されたのは死んだ祖父の家だ。従姉で空手三段の沙弓が管理を条件に住んでいるから、そこならば――というのが親の出した条件だった。
仕方なく条件をのんだ響歌だったが、沙弓とはすぐに意気投合し、楽しい生活が始まる――はずだった。
だが、或る夜のこと、眠ろうとしていた響歌は奇妙な音に気づいた。それは何かを引きずるような、不気味な音だ。沙弓がいる時には聞こえないその音。響歌は、音の正体を探ろうと――。
仕方なく条件をのんだ響歌だったが、沙弓とはすぐに意気投合し、楽しい生活が始まる――はずだった。
だが、或る夜のこと、眠ろうとしていた響歌は奇妙な音に気づいた。それは何かを引きずるような、不気味な音だ。沙弓がいる時には聞こえないその音。響歌は、音の正体を探ろうと――。
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